6/28(日)の内容

側弯症の調整

①「股関節の内旋・外旋調整」 立位での腸骨稜高さを左右確認。高い方に内旋、低い方に外旋の調整を行う。脊柱の土台を整える。

②「股関節・骨盤の反射」 横向きで両足を伸ばした状態で、足を持ち上げ一旦停止、そしてパッと手を離す。床にドンと落ちるように行う。

③「胸椎の導引」 上部・中部・下部と3段階に分けて行う。左右回旋し、廻りやすい方向から3回、逆方向を2回・1/2の力で導引。抵抗は、手を使わず身体の動きで返すこと。

④「脊柱のライン調整」 脊柱の弯曲を確認し、まず両足を牽引して腰椎のカーブの合わせてずらす。次に腰椎のカーブの頂点を固定し、上半身をまっすぐになるようにずらしてもらう。最後に上部胸椎のカーブの頂点を固定し、そこから上の部分だけまっすぐになるように少しずらしてもらう。曲がった状態からまっすぐのう状態に。

⑤「仙骨への反射」 ④ができたら、お尻を浮かせた所で抵抗をかけ導引。脊柱が良い状態で固定される。

⑥「横向きでの牽引」 横向きで肘をついて手を顔に当てる格好をとらせる。そこから肘に伸びるエネルギーを入れてから遠くに置くように少し牽引する。間をおいてから再度肘に伸びるエネルギーを入れたら大きく牽引する。

⑦左右対称の自己運動法を行わせる。必ず、自宅でも続けてもらうように指導すること。