骨盤の基準とは?

最近何かと話題にのぼる 「 骨盤 」。 活法指圧研究会の受講者さんの中にも、産後の骨盤調整で大ヒットされている方もいます。 骨盤を調整すると・・・やせる・スタイルが良くなるなど
治療以外の美容目的にも用いられている。

 

さて、この骨盤の調整とは 「 何をどのように調整するのか? 」 が、今回のテーマ。

碓井流活法でも、骨盤の左右の高低差、捻転など は、立位( 立った状態 ) で観ます。
この時に差がある = ゆがみ ととらえがちですが、調整するのは何かしら
痛みや、動きづらいなどの症状がある場合のみ

何故なら、もともとヒトの身体にはゆがみがあり、筋肉がしっかりしていれば身体を支え
どのような動きにも対応できるからです。 陸上のウサイン・ボルト氏も側弯症と言われています。

これは、あくまで碓井流活法での観かたですが、「 骨盤に基準は求めません 」

ゆがみがあっても問題がなければ、その方にとって良い状態であるという考え方もあり
むしろそのゆがみをまっすぐにしょうとすると、身体に不調がででくることもあります。

では、調整しなければならないときは・・・? 碓井流活法では、左右差や捻転を逆転 させる
ことで調整
を行いますが、一時的に逆転させることで
その後動いているうちに、その方にとって最も良い状態に 自然と調整されていく。
といった考えからです。
また、ゆがみに関係なく骨盤の動きを良くするといった手法を用います。