関節の痛みの観かた

碓井流活法での関節の痛みの観かたとして、どこが原因になっているのかを確認していきます。

 その方法は・・・

 ① 関節をしまる方に動かして痛い場合・・・骨・関節の問題 ととらえます。

 ② 関節がひらく方に動かして痛い場合・・・筋肉の問題 ととらえます。

 

関節がしまると骨がぶつかり、動きのジャマとなったり関節の間に存在する組織が挟まって
しまうのでしょう。この場合は骨格調整を行います。
また、関節がひらくと、その周囲に存在する筋肉がちぢんで血管や神経を挟んでしまったり
痛いときは筋肉が自然と縮もうとしてしまうので、そこをムリに引き伸ばそうとするために
痛みが起こるのだと思います。この場合は筋肉を動かす方法をとります。

肩関節の動きを例にとると、二の腕を内側に巻くと関節は閉まり、外側に巻くと関節は開きます。

これらが関節の痛みの原因のすべてな訳ではありませんが、施術のヒントになるかと思います。
関節を動かす時に注意してみてください。