筋肉から「 マイオカイン 」と呼ばれる
「 ホルモン 」 のような働きをする物質が
出ていることを知っていますか?
首都大学東京人間健康科学研究科の藤井宣晴教授や眞鍋康子准教授をはじめとする
グループが研究されています。その内容は
習慣的に運動することで・・・
1.ガンの発症リスクを減らす。
2.アルツハイマー病の発症を減らす。
3.膵臓からのインスリン分泌能を高め血糖値を下げる。
4.白血球の働き、免役能を高める。
5.代謝機能を亢進(筋・脂肪・肝・心臓)させ、老廃物を除去する。
・・・などです。
なぜこのように多様な効果が全身に現れるかは、まだほとんど分かっておらず
これから研究されていくそうです。
碓井流活法では以前にも記載した通り、身体の不調の原因は筋肉であるという「張力説」を
基に施術を行っています。導引術などを中心とした筋肉に力を入れさせたり抜かせたりする技法は
痛みや不調を取るだけでなく、このように様々な効果を出す可能性があるのかもしれません。