眠りたくても眠れないときに

眠りたくても眠れない・・・緊張やストレスがあるとそんなことありませんか?これは身体の痛みや緊張によるものと、自律神経の乱れによるものがあります。碓井流活法ではこのような場合に「超リラックス法」という方法を用いることは以前記載しました。これは一度眠る疑似体験をさせて、正常な睡眠を取り戻させるというねらいがあります。また、これを自分で自宅で簡単にやってもらう方法も同時にお伝えしています。今回はその方法を紹介させて頂きます。

 

身体の痛み・緊張で眠れないときに・・・「セルフ導引Ver.」あおむけで寝た状態で、

 ①右腕を床から軽く上げ、肘~手先までピンと伸ばし、一気にトンッと力を抜く。

 ②左腕も同様に。

 ③右足を床から軽く上げ、膝~足先までピンと伸ばし、一気にトンッと力を抜く。

 ④左足も同様に。

 ⑤腰を床から軽く上げ、おへそを軽く突き上げたら、一気にトンッと力を抜く。

 ⑥頭を床から軽く上げ、一気にトンッと力を抜く。

これを行うと身体の緊張が抜け、全体が床にベタッと張り付いたようになり良く眠れます。

 

なんとなく目がさえて眠れない、お腹が気になるなど・・・「自律神経を整えるVer.」寝る布団・ベッドしわを伸ばして整えるように、

 ①真ん中のラインを縦方向に、両手で上下に3回伸ばす。

 ②真ん中から横方向に、左右に上から下まで3回伸ばす。

これを行うと不思議とスッと眠りに入れます。これは「これからここに寝る」という意識を自ら持つ作法のようなものです。この作法とセルフ導引を組み合わせても良いかと思います。

試験や試合の前、重要なお仕事の前、疲れがたまった時などに試してみてください。