新たな相関関係 発見中☆ その1

 碓井誠総導師に直接習える「誠道会」に所属して丸4年が経ちました。これまで習った技術は応用も含めておよそ700手!まだまだ技術はあるとのこと・・・

 

 そんな中から、普段使う技術が別の部位にも効果がでることを、活法研究会の先生が発見されました。「中殿筋」と「斜角筋」との相関関係がそれです。斜角筋を調整する操法で、なんと!中殿筋の硬縮が改善されることが分かりました。これまでの経験から、一つの筋を目標に活法のワザをかけると、同時にいろいろな筋まで動くことは分かっていました。しかし、それをより着目していくと・・・別の場所にも効くということがはっきりとしました。

 

 活法指圧の受講者で感覚の良い「美容の坂尻京子さん」の反応で肩の後ろにある肩貞というツボを刺激すると内転筋に響いたというところからヒントを得て、「内転筋」が肩の後ろ側「小円筋」「大円筋」と相関関係にあるか?ということを検証してみました。碓井流活法では内転筋を上・下の2ラインで観ていきますが、小円筋は内転筋の上のライン・大円筋は内転筋の下のラインと相関関係にあることが分かりました。さっそく内転筋の導引をかけてみると・・・肩のコリがとれました☆

 

 肩を触られるのが嫌な方、痛すぎる方には応用できると思います。身体には、まだまだ気付かれていない相関関係が隠されているようです。活法指圧研究会では、同門の先生方とこれからもこのような発見を続け、それをお互いにシェアしていきたいと思います。