症例報告 なかなか取れない腰痛・坐骨神経痛に

 前述した「内転筋と小円筋・大円筋」の相関関係を使った著効例の報告がありました。施術者は、碓井流活法を一緒に習っている助産師の高橋公代さん(たかはし助産院代表)です。公代さんは活法指圧教室の感覚の良いもう一人の受講者さんでもあります。

 

「症例:坐骨神経痛」

 左仙骨あたりの痛みを訴え、座れない位の痛みがでている女性。臥位になると少し痛みが減り、立位の方がましになるとのこと。本日2回目の施術で、碓井流活法の腰痛・坐骨神経へのアプローチを行ったが症状があまり改善しなかった。

 

 そこで、碓井誠総導師から教わっている「症状が取りづらい腰痛・坐骨神経痛は内転筋もみること」というのを思い出し、内転筋を探ってみると緊張が!さらに、活法指圧教室で教わった「内転筋と小円筋・大円筋」の相関関係に当てはめて身体を探ってみると、右の小円筋にやはり反応が!その右小円筋を刺激していくと急に「あれ?何だか痛みが消えた!」と効果が得られたとのこと。公代さん曰く「思いついたのやったんですが、奇跡の時間になりましたー(^o^)/」、とてもうれしいご報告どうもありがとうございました。