新たな相関関係 発見中☆ その7

 活法指圧研究会の会員の内山宏さん(筋骨堂整骨院院長)より、こんな報告がありました。碓井流活法の腰痛パターンで施術すると腰痛のほとんどはとれるんですが、施術後に立たせて確認してもらうと後屈・後斜屈(ケンプテスト)で症状が少し残る方が何名かいたとのこと。そこで仕上げにそれを改善できないかと身体をいろいろ探っていくと・・・足裏にたどりついたそうです。

 

 足裏でも、立位での特に症状が残る側の土踏まずが落ちていて、そこを触ると硬く、押すととても痛がる反応が全員にでていて、それを解消するようにしたらスッキリ改善できたそうです。それをヒントに検証してみましたが、土踏まずを押すと誰に試してみても後屈・後斜屈の動きが楽になることが分かりました。

 

 碓井誠総導師に聞くと、腰痛の原因の最も重要なポイントは「梨状筋」にあるが、この足裏も腰痛の原因の8割は問題をもっているとのこと。自らも台となられその効果にお墨付きを頂くことができました。そこで使ったのは・・・土踏まずを押す「起立筋のゆるめ」と膝を立てた状態からゆっくと踵を引く「じらし引き」です。ちなみに僕も受けましたが、動きが悪い側の土踏まずはメチャクチャ痛いです(>_<)涙

 

 また、この他に碓井誠総導師より三角筋(烏口腕筋)の硬さは腸脛靭帯でとれることも教わりました。まだまだこれからも様々な身体の相関関係がみつかりそうです。