膝の調整:片側の変形性膝関節症・膝蓋骨の下が痛む
「股関節の内・外旋」健側の骨盤の高さを確認し、高い場合は内旋調整、低い場合は外旋調整
膝パターン
・「腰椎回旋の導引」両膝を立て左右に倒してもらう。楽な方に3回、反対側に1/2の力で2回導引
・「仙腸関節の導引(梨状筋の導引)」仙腸関節の際を探り、硬い部位を指でとらえる。足を開かせて床に腿の外側を押し付けさせ、それを押し返す抵抗をかける導引
・「腿裏のロープゆるめ」腿裏の筋肉の間を手刀で突き上げ、奥の硬結をゆるめる
・「アキレス腱引き」アキレス腱の内側・外側の際を探り、硬い部位より少し上を持ち、そこから下へ絞るように引く
・「中足骨の縦折り」足裏を固定し、はじめに母指側・次に小指側の中足骨をしならせる。
・「内転筋の導引」足をくの字に曲げ、自分の膝にのせる。薄筋を境にその上・下の2ラインを探り、痛い部位を指でとらえる。反対の膝を立てさせ、腿の外側が床に付くように位置を変える。その付近で指でとらえた部位の痛みが消える位置で導引。
・「オスグッド系の導引」膝の下が痛い場合に。踵を下に、下腿中央を上に押し引きをつくり、踵が床から離れないように膝を曲げてもらう。60~70°の高さで踵を引き頑張らせる導引。
・「鼓の調整(膝の中心づくり)」股関節・膝関節90°で腿を固定し、踵を持ち足が軽い状態のままで廻す。
・「線と点(下腿の外旋調整)」大腿は内側、下腿は外側に線でなぞり、最後に一点だけ残す。