9/29(土)秋津教室の内容

膝の調整:膝パターンと応用

①「腰椎3番の回旋の導引」膝を立て左右に倒す動きを確認する。動きの悪いに45°倒し、そこから内側に抵抗をかけ、戻すように動かさせる。真ん中を越えて反対側に30°くらいでさらに抵抗をかけ導引。左右差を取る。

②「仙腸関節の導引」硬い部位を緩める。梨状筋の導引と同じ

③「腿裏のロープ緩め」腿裏の筋肉の間を手刀で深く突き上げ、そこを揺らして硬さを取る。

④「アキレス腱引き」アキレス腱の内側・外側を探り、硬い部位をつかむ。そのままレモンを絞るように引き、さらに一引き。

⑤「中足骨の縦折り」小指側の足裏を母指で押し上げ固定し、母指側の中足骨をしならせる。次に母指側の足裏を母指で押し上げ固定し、小指側の中足骨をしならせる。

⑥「内転筋の導引」

⑦ 症状に合わせて応用編のワザを使う

⑧「鼓の調整(膝の中心づくり)」股関節90°・膝関節90°の位置になるように腿を自分の大腿外側と手のひらで挟んで固定し、足が軽い状態のまま内・外に廻す。

⑨「線と点(下腿の外旋調整)」大腿を内側に下腿を外側に線でなぞり、最後に指先一点を残す。

膝の応用編

「オスグッド系の導引」膝蓋骨の下が痛む方に。ふくらはぎから下になで、踵に引っ掛ける。反対の手で足首から上になで下腿の真ん中あたりで止め、上下に押し引きをつくる。そのまま踵が床についたまま、膝を曲げてもらう。60°くらいで釣り合う程度に踵を引き、そこから骨盤に力が入るようにさらにがんばらせて導引。力を抜いた時に膝裏が床にドンと落ちるようにかけること。

「お皿の導引」膝蓋骨の上が痛む方に。膝蓋骨を内側または外側に寄せ、膝が楽になる方を確認する。楽な方に寄せ切ったら、大腿から反対に戻すように動いてもらい、真ん中を越えたらさらに抵抗をかけ導引

「半月板の透し」膝の曲げ伸ばしが痛む方に。立位で膝の裏のふくらみを確認し、そこを手刀で押し込む。膝の屈伸が楽になる位置で、5回屈伸してもらう。