気功や経絡など一般的になりつつある「気」ですが、その定義は漠然としたものが多いようです。
碓井流活法では 「 漠然としたものからは漠然としたものしか生まれない 」 という考え方から
何事に対しても必ず明確な答えを持っています。 気も同じで、きちんとした定義があります。
まず、この世の全てのものは原子でできているというのは科学的にも良く知られていますよね。
この原子というのは真ん中にプラスの性質を持った核とその周囲を回っているマイナスの性質を
持った電子で構成されています。
この原子の集合体が人の身体であり、この世の全ての物質なのです。
つまり気とはこのマイナス電子が表面にあるものと定義されています。
全てのものがこの原子でできているからこそ気の調整や遠隔治療などが可能となるのです。
原子と原子の隣合わせで密度の差こそあれ、世の中全ての物質がつながっているという考え方が
これを可能としています。
また、このプラスの核とマイナスの電子の間のすきまとは何だと思いますか?
すきまだから何もないという考えではありません。碓井流活法ではこの部分に意味があると考えています。このすきまは、プラスもマイナスもない世界。
すなわち陰陽のバランスのとれたちょうど良い状態と考えています。
この考え方をもって気の調整を行う時、すきまには目詰まりを起こしているイメージで
それにより身体に悪影響が出ていると考えます。
ならばどうすれば元の良い状態に戻すことができると思いますか?
気の集合体、すなわち人の身体はメッシュ構造と捉えていきます。
その網目の目詰まりを吹き飛ばせば正常な状態に戻ると意識して調整を行っていく。
実際には「 透し 」という方法を用いますが、この考え方 ... すなわち「 定義 」を持つことが
重要となります。