超自然体

碓井流活法の施術で目指すところ、それは 「 超自然体 」 です。

皆さんはそもそも自然体とはどのような状態と考えますか?
力の抜けた状態、それともリラックスした状態などを思い浮かべられるでしょうか。

それを超えるといった意味で超自然体。
碓井流活法では 「 どんな時・どんな場面でも大丈夫で、自由自在に動ける状態 」 と
定義しています。

 

ヒトの身体を診ていくときに、最終的にどんな状態になっていればよいのでしょう...
それは立った状態で、楽に動けることが重要ではないでしょうか?

私達のような施術者は、主にベッド上で施術することが多いため、自然と患者さんが寝た状態で
身体を診てしまいます。しかし、寝た状態は身体がリラックスしており、痛みや不調から
遠ざかっている状態です。 また、普段から身体にかかっている体重や重力の負荷からも解放されています。その状態で良くなったと判断しても、本当の良い状態になったかどうかはわかりません。

碓井流活法では、施術の後に立った状態で患者さんに身体を動かしてもらって
良くなったかを判断してもらっています。

自由自在に動けるようになっていれば、当然痛みや不調は消えているはずです。
超自然体に回帰させるお手伝い、これが碓井流活法の施術そのものと考えています。