施術の期間、そしてやめ時は?

教室をやっていると臨床家の方からはよく 「 施術の効果はどれぐらい持続するのか? 」 と
聞かれます。 しかし、これは答えられるものではありません。
施術後に患者さんをずっと観ていられるわけではありませんから ...

碓井流活法では、その場でいかに変化させられるかが重要 と考えています。

 

次に多いのが、施術の期間です。「 何回やればいい? 」「 何日あける? 」 など。
これも答えづらいものですが、痛みなどの症状がどの程度かでおおよその見当がつきます。

碓井流活法では、まず3回は施術を受けてもらう こと、そして 痛み・症状が重いときには
続けて期間をあけずに 
施術するように伝えています。

3回やっても変化しない時は施術があっていないのかもしれません。
うまく症状が緩和してきたら、その程度に合わせてだんだんと期間をあけていけば良いと
答えています。

 

最後にいつ施術をいつやめるのか? これが一番難しいかもしれません。

どの施術でも共通することでしょうが、患者さんにはできるだけ負担が少なく
かつより高い効果がでるのが最も良い
施術と考えています。しかし施術者としては効果がでると
もっと・さらにと欲張ってしまい技を重ねすぎてしまうことがあります。

そこをグッとこらえ

はじめよりも半減した・大きな変化がみられたら、そこで施術をやめておく 方が
良い結果につながることが多いのです。
あとは患者さんに動ける範囲でどんどん動いてもらうようなもので終えると良いと思います。