新たな相関関係 発見中☆ その8

 先日、朝起きたところ左の背中がこわばり寝違いのようになってしまいました。どう動いてみても痛く、体幹をあまり動かさないように過ごしていました。そんなときに活法仲間と連絡をとっていたところ、「そんな患者さんが来たらどうするの?」の一言がヒントとなり、自分で自分の身体を客観的に分析してみました。痛いのは肩甲骨の内側下部でしたが、肩甲骨の外側縁がガチガチに硬くなっていました。そこでその外側縁(大円筋・小円筋)をつかんで固定し、肘を90°に曲げた状態で前腕を上下に動かしていくと、肩や背中がパキパキと音を立てはじめ、さらに動かしていくと背中が緩んでいきました。

 

 それを参考に碓井総導師と木曜クラスの仲間で検証してみたところ、同様の結果を得ることができました。そうすると次は頸すじの方の緊張が気になりはじめ、それを稲川依子さんと一緒に検証していったところ、こちらは僧帽筋を固定した同様の操法を行うことで解消することができました。斜角筋の操法の応用で、前腕をパタパタ動かすところから「パタパタ三兄弟」として新たな技術が出来上がりました(^o^)/

「パタパタ三兄弟」

 長男:斜角筋の操法=中殿筋に

 次男:大円筋・小円筋の操法=肩甲間部に

 三男:僧帽筋の操法=頸すじに