※ 当ブログに掲載されている内容は受講者のためのものですので、無断転載はご遠慮下さい。
自己調整術:健康教室やイベントなどにおススメ
体幹
・前屈:腕を伸ばして前屈・床に指つけて膝を伸ばす
・後屈:後に足を下げる・頭を後に倒して後屈
・側屈:腰に手を当てて側屈・頭を横に倒して側屈
・回旋:足先を外に向けて回旋・腕を水平に上げて回旋
頸
・前屈:小さく前ならえして前屈
・後屈:肘を脇につけて後に引き後屈
・側屈:頭の上で両指先を合わせて側屈
・回旋:胸の前で腕をかみ合わせて(しゃがむ動作を加えてもよい)
股関節
・腸骨稜の低い側の踵を打つ立ち上がり方
肩
・高い方:小指の指先をみつめる
・低い方:親指を立て腕を上げる、次に手を返し親指を脇に付ける
「肘の空気抜き」「足を前・横に上げる」「肩甲骨伸ばし」など
肘の調整に
・「肩の反射4手」①僧帽筋のねっぱり ②肩甲骨打ち ③肘のクランク ④肘の反射
・「肘の空気抜き」二の腕の緊張を緩める⇒肘を曲げやすく
・「肘関節の締め・開き」肘を曲げきって一押し・肘を伸ばして下から一上げ
・「肘・手首の牽引」受け手の二の腕を固定し、手首の関節を軽く開き、手を下へ動かす牽引
・「自重の牽引」肘の少し上に台を入れ、腕の重さを感じながらそーっと伸ばしていく
・「腕の巻き」上腕んと前腕をそれぞれ逆方向に巻き、肘を曲げ伸ばししてもらう
手首の調整に
・「手首のムチの調整」手首の橈骨・尺骨どちらかを固定し、腕をムチのようにしならせ床を打つ
・「対応の調整」「橈骨のこすり」手首の掌屈・背屈の調整に
・「橈尺屈の導引」橈・尺屈の楽な方で導引
・「橈尺関節の導引」前腕の回内・回外、手首を廻す動きの調整に
・「手首の茶筒」「前腕の透し」仕上げに
仰向けでいると腰が痛くなる方に・・・
横向きでの腰痛パターン3手
①「膝裏の硬縮取り 横向きVer.」お腹に反射がでるように
②「外腹斜筋の導引 横向きVer.」狙った脇腹に力が集まるように
③「梨状筋の導引 横向きVer.」仰向けと違って膝を内側に倒して導引
梨状筋の導引が難しい場合に・・・
・梨状筋の相関関係:肩甲骨内縁・外縁・肩甲骨上または裏の筋にアプローチ
「肩甲骨の固定と移動」「肩甲骨の透し」など
腰痛パターン7手
ベースの3手:①膝裏の硬縮取り ②外腹斜筋の導引 ③梨状筋の導引
・「大腰筋の導引」:起き上がるときにつらい方に
・「大腰筋の牽引」:導引ができない方に
・「中殿筋の導引」:椅子に座る・椅子から立ち上がるときにつらい方に
・「腹直筋の導引」:腰痛の強い方・内臓が弱い方に
・「腰椎回旋の導引」:仕上げに腰椎の動きのバランスを整える
・「腹部の透し」:立ち上がって確認した後、少し残った症状を抜く
「恥骨筋の導引」:母趾球で踏んで踵を上げさせ、膝を内側に倒してもらい導引
「風邪抜けの導引」:左側の膝を床につけたまま上げさせ、さらに膝を下から抵抗をかけ導引
「骨盤底筋の導引」:小趾球で踏んで踵を上げさせ、膝を外側に倒してもらい導引
「花粉症の調整」
①神経ブロック:頸椎をつかみ、指を立てる
②前頭洞:左右の眉頭~生え際の上までの皮膚を上にずらす
②篩骨洞:鼻根を左右から押さえ上下にゆする
③鼻孔の際:下へ向かって押し込む
④頬骨上げ:頬骨の角を反対の頭に向けて上げる
⑤上顎洞:法令線のラインで上顎骨を上げる
⑥蝶形骨洞:蝶形骨の波動・眉間に握りこぶしを置き、それを跳ねるように打つ
⑦後頭骨引き上げ:後頭骨に指をかけ牽引
股関節の調整
・「股関節抜き」股関節の痛みがある場合には必ず行う
・「股関節の導引」動きやすい方向に3回、反対側には半分の力で2回導引
・「股関節廻し」「股関節の押し引き」まずは反対側からよく動かす
・「先天性股関節脱臼の調整」立膝の低い方を高くなるようにして両膝を鼻先に向けて動かす
・「股関節の中心づくり」大転子の安定する位置で股関節を真下に押し込む
・「股関節の反射」C1の牽引:動きを調整、指先DIPの締め:力が入るように
・「股関節のセルフケア」正座からの立ち上がりの応用
「膝の水落し4手」
①鼠径リンパ ②股関節のリンパポンプ ③足上げ&微振動 ④膝のリンパポンプ
復習:「外腹斜筋の導引」腕を引く方向に注意、抵抗を強くしすぎないように
腰椎のキワの痛みに
・「カエル泳ぎ」痛い部位を固定し、足を動かしてもらう
・「腰椎の反射」痛い部位に踵が向かうように足を上げ、膝を打つ
・「玉抜き」痛い部位を引くように牽引
「坐骨上げ」:仰向けVer.・横向きVer.・うつ伏せVer.
頭痛の調整
・「頬骨上げ」痛い部位に向かって反対側の頬骨を上げる
・「側頭骨締め」側頭部を痛みが消える方向で締める
・「後頭骨すり上げ」痛い側の後頭骨を一定圧ですり上げる
・「眼の骨出し」眼の奥の痛みが消える位置で後頭骨を押す
猫背・ストレートの方に
・「広背筋上げ」広背筋を寄せて上げた状態で動いてもらう
・「幸せ法」脊柱起立筋のラインをすり上げる
・「イザナミの調整」前は鎖骨を上に、後ろは手のひらで下にずらす
・「腸脛靭帯打ち」脊柱のラインを整える
「プリノ🍑メソッド」上半身編と+α
上半身・腕痩せやバストアップに効果のある技を厳選し組み上げました。
ベースの5手 ①恥骨筋の導引 ②鼠径リンパ ③ミルクラインの導引 ④腋窩リンパ ⑤顎下・耳下リンパ をやったうえで・・・
A:「横隔膜の導引」腹直筋の導引の応用、下位肋骨をねらう導引
B:「上腕・前腕の固定と移動」左右から一定圧ではさみ軽く上に寄せる、そのまま腕・指の運動
C:「頸伸ばしの牽引」後頭骨の際を押さえ下に下がってもらい、そのまま足指の運動
D:「横向きの肩甲骨廻し」肩甲骨上の硬結を押さえ、手のひらを床につけたまま肘を廻させる
E:「バストアップの固定と移動」受け手に反対側の手のひらで乳房の下から上と少し内側に寄せ上げてもらい、その手を下から固定し腕を上げ下げさせる。☆男性が施術する場合は、了承を得てから行うか、広背筋上げの固定と移動を行う。
F:「鳥籠の調整」肋骨を左右から均等に寄せる
G:「胸を開くセルフ運動」
その他「骨盤底筋の導引」「女性の中心の牽引」「Aの字の骨盤廻し」「仰向けの骨盤の導引」
骨盤の観立てとその調整:骨盤やその他に症状があるか・ないかを聞くこと
・骨盤の左右の高低差:腸骨稜の高い方は股関節が外旋・低い方は内旋している ⇒「股関節の内・外旋」で逆転させる
・骨盤の捻転:上前腸骨棘の高い方は骨盤が後転・低い方は前転している ⇒「骨盤の捻転調整」で逆転させる
・骨盤の閉じ開き:両足を開く・閉じる動きの筋力テスト ⇒ 楽な方に「骨盤の開き・閉じの導引」をかけ、筋力テストが反対側も強くなる
・骨盤の動きをつける:足上げテスト ⇒「方向性の骨盤廻し」特に歪みや症状がない場合に
※ 碓井流活法では骨盤に限らず、通常の状態でも多少の歪みは誰にでもあると考えている。それであれば骨盤の調整とは一時的に逆転させることで、その周囲の筋肉や靱帯、神経、血管などが良い状態に整うことを目指している。また、症状がある場合はその症状が骨盤を調整することで軽減するなら行う、そうでない場合には無理には調整を行わない。
受講者さんの症状に:「自律神経の調整」
腱鞘炎:左手首の上方で回外すると痛い・手首を掌屈しずらい・撓屈がしにくい・二の腕が重い・左手がむくんだ感じ(触診すると左手が冷たい)
「大元の腱の調整」前腕と手首全体を調整 ⇒ 前腕が少し軽く
「橈尺屈の導引」やりやすい尺屈で導引 ⇒ 撓屈が少し軽く
「橈骨のこすり」橈骨を下からこすり上げる ⇒ 掌屈・撓屈が楽に
「腕の上下のひねり」肘の上・下で楽な方にひねる ⇒ 上腕・前腕が楽に・・・左肩に異和感
「腋窩リンパの練りつぶし」腋窩を刺激すると硬い ⇒ 手が温かくなった
「扇の調整」少し残った手の症状と肩の異和感に ⇒ ほとんど大丈夫になった(^^♪
※痛みから追いかけずに、まずは動きを観てそこから楽にする。その後残った症状に合わせて施術していくこと。
免疫アップに
「三大リンパの調整」①鼡径リンパ ②腋窩リンパ ③顎下・耳下リンパ
「手足の甲と水かき」末端に出ている異常を軽減させる
「左腋窩~上腕の指圧」風邪の予防に
「風邪抜けの導引」風邪の治りが悪い時に、左の恥骨筋あたりを狙う導引
「柏手の祓い」手を大きく開いて、脊柱に向かい響く音で柏手を打つ。熱を下げたい時に
「風邪の症状抜き」座位でくびすじをつまみ、皮膚を伸ばすように後ろに引く
「胸骨の回転運動」長座でボートを漕ぐような動きをしてもらいながら、背中に両膝を当て胸骨を動かす。免疫力のアップに
「足首の牽引(登り竜)」足に伸びるエネルギーを入れながら高く上げ、そこで負ける牽引を行う。足に伸びるエネルギーを入れながら足を床に降ろす。
「腿裏のねっぱり」腿裏に膝頭を当て腿を手で固定し、一定圧のまま腿裏をすり下ろす。
「柏手の祓い」手のひらを開き、大きく響く音が出るように脊柱に向かって柏手を打つ。
「耳コリ」耳たぶを触診し、痛い・硬い部位を緩めていく。頸の回旋や脳の血流の改善に。
「尾骨出し」うつ伏せで骨盤縮小法をかけ、足を左右に開かせる。動きの良い方を固定し、悪い方に開く動きを行う。最後に踵が尾骨に向かう位置に両足を高く上げ、膝を床に打ちつける。
「坐骨上げ」足を引っ張り過ぎない、体幹の重心をぶらさないように行うこと
「脊柱管の横振り」足を軽く牽引したまま行う、足を外へ持っていくときは肩や背中を使うこと
「肘の空気抜き」一つ一つの動きをきつすぎずゆるすぎずきっちり行うこと
「三頭筋のつかみ」腕の外転が軽くなる位置をみつけること
「肩甲骨返し」きつすぎずゆるすぎず肩甲骨をずらして、最後は身体で返すこと
むくみに
「三大リンパの調整」①鼡径リンパ ②腋窩リンパ ③顎下・耳下リンパ
「足首廻し」足首を固定し、足をよく廻す
「足指のゆすり」足部を固定し、足指の先に手をかぶせ上下によく動かす
「股関節の極点調整」股関節の上を手刀で固定し、受け手の足を浮かせてもらい、そのまま内廻し・外廻ししてもらう。筋力がある方に
「股関節のリンパポンプ」足裏を自分の骨盤に付け、骨盤を押し引きする
「足上げ&微振動」足首をしたから輪っかでもち、足を高く上げ微振動を入れる
「ふくらはぎの固定と移動」ふくらはぎを手のひらで左右から同じ力ではさみ固定、そのまま足首を動かしてもらう
「大腿の固定と移動」大腿を手のひらで左右から同じ力ではさみ固定、そのまま膝を曲げ伸ばししてもらう
「下腿の振り」うつ伏せで膝を曲げ、足首を輪っかで持って振る
「足の霊振り」長座で足を自分の膝に乗せ、足首を輪っかで持って振る
「手首の霊振り」正座で下から受け手の前腕を取り、手首を輪っかで持って振る
「肩の霊振り」下から受け手の前腕を取り、反対の手で二の腕を肩に向けて吊り上げ、肩を廻す
「母指の巻き込み」示指の中手骨を内側に巻き込む
「母指の開き閉じ」示指と三指をそれぞれつかみ開き固定。示指の第1関節から外に捻り、肩に反射がでるようにさらに一捻り。
「母指の牽引」母指を自分に向かって伸ばしてもらい、それをつかみ受け手に肩から引いてもらう。手首の下に台を入れ、内側に半円を描きながら母指を下に牽引する。
新規受講者さん1名参加
腰痛パターン3手
①「膝裏の硬縮取り」手や腕の力を使わずに行うこと
②「外腹斜筋の導引」碓井流活法の中でも1・2を争う難しい導引だが、手早くかけること。外腹斜筋の力を集めることを意識して行うこと
③「梨状筋の導引」膝を床に近づけさせる時には軽く抵抗を入れること
「坐骨上げ」自分の体軸をぶらさないように行うこと
「脊柱管の横振り」足を引きすぎないように、ずっと一定のけん引力を保つこと
背部の調整:脊柱起立筋などを短時間で緩めたい
「腰背部の導引」肩甲骨の下角ラインよりも下に
「あおりの導引」肩甲骨の下角ラインよりも上に
「肩井の牽引」肩上部のコリを固定し、そこが伸びるように頑張って頭を傾けてもらう
「肩甲挙筋の導引」
・仰向けで腕を45°の位置に開き、手首の上あたりを自分の膝にのせる。肩から手首を突き出すように伸ばしてもらい手首を曲げきる。そのまま腕を内・外に廻してもらい楽な方で導引。
・座位で腕を横に上げてもらい、自分の立膝にのせる。肩から手首を突き出すように伸ばしてもらい手首を曲げきる。そのまま腕を内・外に廻してもらい楽な方で導引。
「腰痛パターン」①膝裏の硬縮取り:必ず左右に行う ②外腹斜筋の導引:痛い側に行う
「熊手の導引」中腰で腰痛を起こした場合に
「三頭筋打ち」腕を伸ばした格好で腰を痛めた場合に
「腹部の透し」腰痛パターンの後に少し残った症状を抜く
腰痛の観立て:受講者さんの腰痛を題材に
疲れると腰が重い・第5腰椎のすべり症の既往あり・立ち仕事の後に疲れやすい
腰の可動域や痛みの部位・出方を確認・・・中心に出る場合は骨・左右に出る場合は筋の影響を考える、打診・触診も
「腹部の透し」「アキレス腱の反射」いくつかの痛み・引っ掛かりを改善
「腰痛パターン」①膝裏の硬縮取り ②外腹斜筋の導引 ③梨状筋の導引
「腰椎回旋の導引」「正座からの立たせ方」でほぼ改善
「膝裏の操法」膝裏の硬縮取りができない方に
「外腹斜筋の牽引」外腹斜筋の導引ができない方に
「エネルギーの方向性」前屈時に少し引っ掛かりが残る方に
自律神経の調整 ①下半身:「仙骨のゆすり」②中心:「下腹部の盛り上げ」③上半身:「額の上寄せ」「眼の訓練」
「橈尺関節の導引」手を掌屈したまま内・外に廻してもらい楽な方で導引。手を背屈したまま内・外に廻してもらい楽な方で導引。
「足関節の牽引(登り竜)」下腿に伸びるエネルギーを入れながら、牽引したまま足を上げていく。90°を越えた位置で、自分が下がり負ける牽引を行う。自分が元の位置に上がり、下腿に伸びるエネルギーを入れながら、牽引したまま足を下げていき、踵が床に着いたら深呼吸してもらう。
復習
「足関節引き」足関節を詰めて密位にしたら、さらに詰めて最密位にする意識をもつ。
復習
「扇の調整」手の持ちは自分の手の力を抜く・前腕を回外すること
「大元の腱の調整」前腕はドアノブを廻すように行い、最後のインパクトは身体を使うこと
「肩甲骨取り」腕で引かずに肩甲骨にかけている意識を持つこと、自分の重心を残すこと
「神経ストレッチ」手の掌屈・外反はキッチリと、肘を引く際に手首を押し込まないこと
腰痛パターン3手と症状や原因に合わせて
3手復習:①「膝裏の硬縮取り」②「外腹斜筋の導引」③「梨状筋の導引」
「中殿筋の導引」座る・座っているところから立つ時に痛い方に
「大腰筋の導引」寝ているところから起き上がる時、階段の上り下りの時に痛い方に
「腹直筋の導引」腰痛がひどい方に
「腰椎回旋の導引」腰痛の症状が治まってきた方に
「三頭筋打ち」腕を伸ばした格好で腰を痛めた方に
「熊手の導引」中腰の格好で腰を痛めた方に
「仙骨の前倒し・後ろ倒し」腰痛パターンの後に前屈・後屈が引っかかる方に
「腹部の透し(骨出し)」ちょっと残った痛み・違和感を抜く
「腿裏・ふくらはぎのエネルギーの方向付け」前屈の際、腿裏やふくらはぎが引っかかる方に
「両踵の反射」立ち上がる時に力が入らない・ふらつく方に
側弯症の調整:身体に痛みなどの症状がある場合は、まずその施術を行ってから
①「股関節の内・外旋」腸骨稜の左右の高さを逆転
②「骨盤の反射」横向きで両足を持ち上げ落とす
※「下肢の横打ち」足を引きそっと床に膝を付けたら、腸脛靭帯(強め)~膝裏(ごく軽め)~下腿外側(強め)を打つ:脊柱が整う
③「胸椎回旋の導引」座位で回旋しやすい方に3回・反対に2回の導引、胸椎の上・中・下に分けて行う。
④「脊柱のライン調整」曲がった状態から、下から順にまっすぐにそろえる
⑤「仙骨の反射」まっすぐに整った状態でお尻を上げて導引
⑥「横向きの背中の牽引」横向きで手に頭をのせた格好で、はじめ小さく次に大きく牽引する
⑦「左右対称の自己運動」毎日、自分で続けてもらう
復習:プリノ🍑メソッド ベース5手
①恥骨筋の導引 ②鼠径リンパ ③ミルクラインの導引:抵抗の後、最後に「胸の先を突き上げるように」と誘導する ④腋窩リンパ ⑤顎下・耳下リンパ
新技☆「骨盤底筋の導引」中殿筋の導引の足の形をつくり、膝を軽く外に開いて抵抗、さらに恥骨に向かって軽い抵抗をかける導引
脚痩せ・ヒップアップ
「足の水落し」「股関節のリンパポンプ」足のリンパを流す
「ふくらはぎ・太もも・お尻の固定と移動」左右から均等にはさんで固定したまま、足首・膝を曲げ伸ばししてもらう
「骨盤リフト」横向きでできるだけ足を折り込み、坐骨打ちの要領でお尻を上げる
「ヒップアップ・バストアップのセルフケア」両足をくっつけ臀部をグーで右・左・両方→左・右・両方と交互に打つ。できるならつま先立ちになって行うとバストアップにも。
頸の調整
まずは可動域をつける:「痛い=居たい」を→「居たくない=痛くない」状態にする
1.回旋の調整
「扇の調整」手をパーで出してもらい、その母指・小指の先端を扇のように横に開く。そのまま肩・肘の力を抜かせ、内・外に廻す。これを3回行う。毎回指が開きやすくなるように。
「膝の固定」正座で回旋の悪い方の膝関節をつかみ固定、そのまま5回回旋してもらう。
2.前屈の調整
「胸骨・胸椎のゆすり」小さく前ならえの恰好で前屈=胸骨の縁・その恰好で肘を引いて前屈=胸椎の縁を軽くゆすり緊張を緩める。後屈にも使える。
「顎先の誘導(幽玄)」仰向けで顎の下に指を当て、そのまま身体を起き上がらせる。座位になったら顎先をつまみ、誘導しながら5回前屈をしてもらう。
3.後屈の調整
「腕の外巻き」両腕を出来るころまで外に巻き固定し、5回後屈をしてもらう。
「胸椎の押し込み」後ろで手の甲を合わせてもらい、出来るだけ高い位置に上げてもらう。その手をつかみ、胸椎に軽く押し込んで固定したまま、5回後屈をしてもらう。
「広背筋上げ」立位で両脇を内側に寄せ、さらに持ち上げて固定し、後屈が楽な位置を確認。そこで5回後屈をしてもらう。
4.側屈の調整
「神経ストレッチ」腕を45°開き、手首を掌屈・外反に極める。そのまま肘を持ち頸に向かってつめ一端停止、肘を引ききり一端停止、手首を開放する。これを3回行う。毎回外ひねりがやりやすくなるように。
「肩井の牽引」側屈時に反対の肩が突っ張る方に。肩の上のコリを母指でとらえ、そこが伸びる方向に頭をがんばって倒してもらう。限界までいったらゆっくり戻ってもらうこと。
5.後斜屈の調整
「二頭筋の巻き上げ」二の腕を出来るだけ外巻きにしたまま腕を上げ、後斜屈が楽な位置で5回動かしてもらう。
「頸椎7番の土台の調整」「寝違いの固定と移動」「頸の牽引+肩の後ろ廻し」「頸の痛み抜きの導引」「頸胸椎の導引(ブリッジの導引)」「股関節8の字引き」「後頭骨のすり上げ」
膝の調整:膝パターンと応用
①「腰椎3番の回旋の導引」膝を立て左右に倒す動きを確認する。動きの悪いに45°倒し、そこから内側に抵抗をかけ、戻すように動かさせる。真ん中を越えて反対側に30°くらいでさらに抵抗をかけ導引。左右差を取る。
②「仙腸関節の導引」硬い部位を緩める。梨状筋の導引と同じ
③「腿裏のロープ緩め」腿裏の筋肉の間を手刀で深く突き上げ、そこを揺らして硬さを取る。
④「アキレス腱引き」アキレス腱の内側・外側を探り、硬い部位をつかむ。そのままレモンを絞るように引き、さらに一引き。
⑤「中足骨の縦折り」小指側の足裏を母指で押し上げ固定し、母指側の中足骨をしならせる。次に母指側の足裏を母指で押し上げ固定し、小指側の中足骨をしならせる。
⑥「内転筋の導引」
⑦ 症状に合わせて応用編のワザを使う
⑧「鼓の調整(膝の中心づくり)」股関節90°・膝関節90°の位置になるように腿を自分の大腿外側と手のひらで挟んで固定し、足が軽い状態のまま内・外に廻す。
⑨「線と点(下腿の外旋調整)」大腿を内側に下腿を外側に線でなぞり、最後に指先一点を残す。
膝の応用編
「オスグッド系の導引」膝蓋骨の下が痛む方に。ふくらはぎから下になで、踵に引っ掛ける。反対の手で足首から上になで下腿の真ん中あたりで止め、上下に押し引きをつくる。そのまま踵が床についたまま、膝を曲げてもらう。60°くらいで釣り合う程度に踵を引き、そこから骨盤に力が入るようにさらにがんばらせて導引。力を抜いた時に膝裏が床にドンと落ちるようにかけること。
「お皿の導引」膝蓋骨の上が痛む方に。膝蓋骨を内側または外側に寄せ、膝が楽になる方を確認する。楽な方に寄せ切ったら、大腿から反対に戻すように動いてもらい、真ん中を越えたらさらに抵抗をかけ導引
「半月板の透し」膝の曲げ伸ばしが痛む方に。立位で膝の裏のふくらみを確認し、そこを手刀で押し込む。膝の屈伸が楽になる位置で、5回屈伸してもらう。
腹部の調整
「按腹」手のひらでお腹を9区分し、違和感のある部位を両手ではさむ
「微振動」手刀を軽く当て、違和感のある部位で反対の手を壁にして、出来るだけ細かく震える。
「クモの巣八方取り」お臍の縁を8区分し、違和感のある部位に受け手の指先を当ててもらう。違和感の消える角度で腕・脚を牽引し、さらに一引き。そこだけがぴょんと跳ねるように引くこと。
呼吸・胸郭の調整
「前腕のキリ」大人の喘息に。腕相撲をする格好で前腕を床に降ろし、その前腕上部を手刀で斜め内側に寄せ、その手刀を上から押し込む。
「前腕の寄せ上げ」前腕の外側が膨らんでいる位置をつかみ、前腕の2本の骨を寄せる。そのまま肩に向かって寄せ上げ、軽くグーパーをしてもらう。腕を軽くする。
「鳥籠の調整」仰向けで肋骨を左右から手のひらで均等に内側に寄せる。最後に角を取る。
「肩口の固定」左右の肩口に触れ、深呼吸してもらう。動きの悪い方を固定し、5回深呼吸。
「立位の肋骨つぶし」腕を上げるテストを行い、上りの悪い方を手のひらで反対側を身体で挟む。肋骨の硬い部位をつぶし、腕の上げが良くなる位置で5回腕を上げてもらう。子育てママの抱っこ・おんぶ疲れにも。
産後・骨盤の安定に
「両踵の反射」胸の前で手の甲を合わさせ、それを固定。両腿の裏をブロックし、それをどかすように力を入れてもらう。スッと壁をはずし、両踵がドンと床に落ちるようにする。
「大中心」足の踏み込みテストの弱い方の股関節を中心にして、大きく外から内に廻す。
「宇宙のエネルギーとの一体化」立位で右回り・左回り
「長座のゆらぎ」長座で仙骨を立て、身体を左右にゆらす
「骨盤歩き」長座で前後左右に動くセルフケア
反り腰に
「軽いすべりの導引」受け手の足を自分の膝の上に乗せ、腰を使わずに膝を突き出す動きと、骨盤から膝を突き出させる動きの楽な方で導引
「反り腰の導引」うつ伏せで肘をついて顔を両手で持たせ、踵を突き出させる導引
「正座の胸椎の牽引」正座で床に手をつかせ前屈みし肘を押さえ、背中を丸めるように頑張らせる
「立位の腰椎の牽引」立位で後ろで肘を持たせ腕を固定、そのまま前屈を頑張らせる。
プリノ🍑メソッド ベース5手・・・男性でも自然に胸を張った姿勢に☆
①恥骨筋の導引・左右 ②鼠経リンパの調整・左右 ③ミルクラインの導引・左右 ④腋窩リンパの調整 ⑤顎下・耳下リンパの調整
頸のコリに
「頸椎の痛み抜きの導引」痛い部位をとらえ、そこから45°側屈45°外へ回旋させ導引
「股関節8の字引き」C1の調整に。股関節を大きく外廻しして下肢を牽引し、さらに一引き
「C7土台の調整」頭の後ろで手を組ませ、その輪っかに手を通し指先で引っ掛ける。そのまま肘を開かせ、頭を後ろにもっていかせる。
「頸胸椎の導引」脇をしめ肘を床につけ、背中を持ち上げ頭でブリッジするような格好にして導引
「頸の牽引・肩後ろ廻し」仰向けで頸を牽引したまま、肩を左右交互に後ろ廻ししてもらう
上肢のシビレに
「神経ストレッチ」仰向けで腕を45°に開き、手首を掌屈・外反で極める。そのまま肘を誘導し、頸に向かってつめたら、肘を引ききって手首を開放。3回行う。
「腋窩突き(体温計)」ミゾオチに手を当ててもらい、二頭筋を内巻きにし、腋窩に手刀を突き入れる。肩の上に手を置き替え、手刀をさらに突き上げ、さらに一突き
「前腕の透し」上腕~手の甲・手のひらまで。卵抱きで症状が消える位置を探り固定。
「二頭筋の巻き上げ」頸の後斜屈で引っかかる場合に。二頭筋を内巻きにし肘を高く上げ、症状が治まる位置で固定し深呼吸。
「バネ指の調整」「指の牽引」
骨盤調整
「骨盤の開き閉じの調整」仰向けで足を開かせる・閉じさせる力を確認し、楽な方で導引
「骨盤の捻転調整」立位の上前腸骨棘の高さを確認し、高い方:後転している方は前転に、低い方:前転している方は後転に骨盤を持っていく。足の予備運動を3回行ったのち導引をかけ、そのままうつ伏せになってもらい深呼吸。
「骨盤の突き出しの導引」仰向けで膝を立て、片方ずつ膝を突き出してもらい、楽な方で導引
「骨盤の引きの導引」自分の足が壁に当たるようにし、長座になった受け手の骨盤に足裏の母指球を当てる。そのまま受け手に骨盤を後ろに引いてもらい導引
「ハムストの導引」うつ伏せで膝を90°に曲げてもらい、骨盤を固定し、その足首を引き導引
「足首固め」仰向けで自分の膝に足をのせ、足首と足裏を持ち、足首がはまる位置でグーっと押し込み、さらに一押しし深呼吸。最後に足首の上下にスパークを入れる。
復習:「腓骨上げ」「足元の調整3手」「股関節抜き」「大腰筋の牽引」
鼻炎(花粉症)の調整・・・顔面骨の調整 ⇒ 美顔・小顔効果もあり☆
①「神経ブロック」頸すじの硬い部位をつかみ、少し上に持ち上げる
②「前額部の引き」眉頭から髪の生え際の少し上まで、皮膚を押し上にずらす
③「鼻根のゆすり」鼻根を左右からはさみ、軽く上下にゆする
④「鼻骨の押し込み」鼻の骨際をたどるように下へ押し込む
⑤「頬骨上げ」左右の頬骨の高さを確認し、低い方を反対の頭に向かって押し上げる
⑥「上顎骨上げ」法令線の上をなぞるように歯茎の横をとらえ、上顎骨を押し上げる
⑦「蝶形骨の波動」眉間にグーを置き、その上からグーで跳ねるようにリズムよく打つ
⑧「後頭骨の引きはがし」後頭骨に指を引っ掛け、身体で引く
※ 眼のかゆみが出る場合は「眼窩の押し広げ」
「女性のボディバランス5手」
①左右の恥骨筋の導引
②左右の鼡径リンパの調整
③左右の外腹斜筋の導引・恥骨Ver.
④腋窩リンパの調整
⑤顎下・耳下リンパの調整
※ これらを行うと、痩身・バストアップ・ヒップアップ、姿勢・循環などの改善が見込める☆
復習:「方向性の骨盤廻し」
「O脚の調整」はじめに骨盤の左右の高低差を股関節の内外旋で調整しておく
①骨盤の開きの導引:膝を曲げた状態で足を外に広げ、開きの悪い方を確認。反対の足は伸ばし、開く限界で足を固定、お尻を持ち上げさせて導引。
②膝の締め:両膝の間に手のひらを入れ、それをしっかりはさんでもらう。そのまま一切力が緩まないように膝を3回曲げ伸ばしさせる。一度行ったら間をあけ、再度行ってもらう。
③下腿の締め:下腿の外側で一番ふくらんでいる部位を外から輪っかで固定し、膝の曲げ伸ばしをさせる。
④O脚の自己運動:立位で膝の間に物をはさませ、そのまま軽く膝を曲げ、軽くお辞儀をし、そこからお尻を上げ、正面に起き上がる。
「足痩せ・ヒップアップ」まずはリンパの調整を行う
①下腿のつぶし:うつ伏せで下腿を自分の膝にのせ、下腿を左右からはさみ足首を動かさせる。
②大腿のつぶし:うつ伏せで大腿を左右からはさみ、膝の曲げ伸ばしをさせる。
③ヒップアップの固定と移動:お尻の下のラインを寄せ上げたまま、膝の曲げ伸ばしをさせる。
「バストアップ」まずはリンパの調整を行い、つぎに背部・肩部の緊張を抜いておく
①大胸筋の導引:胸の前で肘を曲げさせ、その肘先をもち後ろに引く。そのまま前・下に抵抗をかけ導引
②バストアップの固定と移動:乳房の下のラインを寄せ上げたまま、腕の上げ下ろしをさせる。
③鳥籠の調整:両脇を左右均等の圧ではさむ
「ヒップアップ・バストアップの自己運動」足を真ん中でくっつけて立ち、臀部に手を持っていき右⇒左⇒両方・左⇒右⇒両方の順で3回ずつ叩く。バストアップしたい場合はつま先立ちで行う。
患者さんからもらってしまう:受けないようにどういう観念をもつかが重要
「陰息陽息の呼吸法」「1分間呼吸」
「扇の調整」自分の手・身体の力を抜くこと、あまり長く廻しすぎないように
「大元の腱の調整」ドアノブを廻すイメージで行う
「肩甲骨取り」あまり構えすぎず、自然に引くこと
「陰息陽息の呼吸法」「1分間呼吸」
「顎関節の調整」
①C1C2の調整:顎の下の圧痛を探り、そこに触れたまま頸を反対側へ回旋・頭を下へ倒してもらい、そこから大きく頸を1回転。正面を向いて深呼吸。
②咬筋のねっぱり:下顎の骨に沿って顎先まで、一定圧でズリ下げる。
③側頭骨締め:口を開けてもらい、耳の上を両側から手刀で締める。さらに口を開けれらるようになるので、一度手を緩め再度締めるを繰り返す。
「バネ指の調整」一動作ごとにしっかりと関節を極めること
「腕のねじり」腕の内旋・外旋の可動域を確認し、反対側の上腕・前腕を逆方向に肩に反射がせるようにねじり、さらに身体で一ひねり。
「肩の内・外旋の調整」内廻しで引っかかる場合:開く調整・・・引っかかる位置で前腕を外へ廻し、上腕を外に廻し固定。肘を最大屈曲したまま手首を外へ引き、さらに一引き。外廻しで引っかかる場合:閉める調整・・・引っかかる位置で手のひらを上に向け、小指の先端を胸骨に付け固定。肘先を手のひらで肩に向かって押し込み、さらにつめる。
「肩の牽引」①肩の牽引:肩を上に吊りその位置で止めてもらう。手首を背屈させ、その手首を輪っかで持ち下へ引く。釣り合う状態になったら、踵に重心を移しさらに重くなるように牽引する。②鎖骨の牽引:腕を内に廻しながら下に向けてもらい、軽くお辞儀させる。そこで頸椎7番でこらえてもらい、その手首を輪っかで持ち下へ引く。釣り合う状態になったら、踵に重心を移しさらに重くなるように牽引する。
「始動支点の移動」A.指の壁のぼり:腕を横に挙げられる所で、指先を壁に付け上に登らせ、上がれるところまで行ったら、腕はそのままで壁から一歩離れる。B.指固定のしゃがみ:腕を横に挙げられる所で、指先を壁に付けたまま行けるところまでしゃがみ、腕はそのままで壁から一歩離れ立ち上がる。
復習:「内転筋の導引」⇒ 導引ができない場合:「小円筋・大円筋の操法」
「大腰筋の導引」⇒ 導引ができない場合:「大腰筋の牽引」「鎖骨下筋のゆすり」
「中殿筋の導引」⇒ 導引ができない場合:「斜角筋(胸郭出口)の操法」
「耳コリの応用:耳こすり」耳を外に引くようにこする。頸の可動域や脳の血流を改善。
「足の霊振り」長座で手を股関節の上に置いてもらい、足首の少し上あたりを自分の膝に乗せる。足首を輪っかで持ち、その中で足を振るように廻す。
「手の霊振り」正座で肘を曲げてもらい、その前腕を下から持つ。手首を輪っかで持ち、その中で手を振るように廻す。
「肩の霊振り」立位または正座で前腕を持ち、もう片方の手で二の腕を肩に向かって持ち上げる。そのまま肩を突き上げるように後ろに廻す。
「極点調整・股関節」股関節を手刀で固定し、足を浮かせた状態で内・外に廻してもらう。
「空気抜き+固定と移動」大腿・下腿・足の裏を自分の手のひらにくっつけるように上げたら、そのまま床に下ろし、空気を抜くように静かに押す。またはそのままで固定し、膝・足首・足指の運動をしてもらう。
復習:「坐骨上げ」坐骨神経痛に
・足底腱膜炎の調整
「下腿の透し・骨出し」下腿の硬結・圧痛を反対から透す
「アキレス腱引き」アキレス腱の内外の両脇・アキレス腱上を探り、その少し上からしぼる。
「足指の固定と移動」「足指の導引」「茶筒」「足指の牽引」足指を調整する
「足背の固定と移動」「足背の導引」足底の痛い部位の反対側を調整する
※まず痛い部位を触らず、その上下を探り → さらに下半身全体も観ていく。
「側弯症の調整」①骨盤の高低差を股関節の内外旋で調整 ②横向きの骨盤の反射 ③胸椎回旋の導引 ④脊柱のライン調整 ⑤仙骨の反射 ⑥横向きの牽引 ⑦自動運動
「方向性の骨盤廻し」うつ伏せで仙骨をひねり、足上げテストが楽になる方向を探る。仙骨下端が向いた方が閉める:足をクロスする骨盤廻し、反対側が開く:横向きでの骨盤廻しを行う。
「坐骨切り&坐骨打ち」肩上部の圧痛・硬結をとらえ、それが緩むように殿溝ラインに手刀を入れゆする。次に坐骨結節を母指球と小指球の根元の間でとらえ、コリに向かって打つ。これを交互に3回繰り返す。
「恥骨の牽引」恥骨付近の痛みを受け手に触れてもらい、足を軽く牽引したまま少しずつ外側へずらすと痛みが消える位置がでる。そこで軽く3回、強く3回牽引。
「尾骨出し」うつ伏せで両膝を曲げきり、尾骨が出てくるように痛い側の足を外へ広げる。踵が尾骨み向かうように両足を持ち上げ、一気に落とす。座ると当たって痛い・しりもちをついた場合などに。
復習:腱鞘炎の調整
「大元の腱の調整」「前腕の締め」「対応の調整」「橈骨のこすり」「橈尺屈の導引」「母指の巻き込み」「母指の開き」「指の牽引」
「カスミ」頸の回旋の悪い方の腕を横に挙げてもらい、こぶしを握り前腕後面が張るように手首を曲げさせる。顔は反対側を向かせ、その手を持ち後上方に引き切りパッと離す。
受講者さんの症状を改善
1.四十肩:2日前より自発痛・夜間痛・高度の可動域制限(屈曲・外転ほぼできない)
※その他:2月に後方からの追突事故(助手席)によるムチウチ(左側屈・右後斜屈・廻すと右頸の付け根が引っかかる)
1)肩痛の原因点から調整
①アキレス腱・ふくらはぎ ⇒ 骨盤の高低差 ⇒「股関節の内外旋」
②坐骨 ⇒「坐骨切り・坐骨打ち」 ③手の緊張 ⇒「扇の調整」
3手それぞれに可動域が改善していき、肩の痛みが限局的に小さくなる。また二の腕に緊張を感じる。
2)反対側の肩を調整・二の腕の緊張を抜く
①「腕のねじり」 ②「肩口の固定と移動」 ③「腸脛靭帯の導引」
3)ムチウチの調整
①側屈 ⇒「神経ストレッチ」 ②後斜屈 ⇒「二頭筋のねじり上げ」 ③「肘打ち」
4)仕上げに「肩の牽引」、おみやげで「指の壁のぼり」
可動域正常に・痛み軽減 ⇒ ここで本日は終了☆
2.慢性腰痛:寝たところから起き上がるのがつらい、時々左下肢に軽いシビレが出る
「腰痛パターン3手」+「大腰筋の導引」「大腰筋の牽引」「鎖骨下筋のゆすり」+「坐骨上げ」
腰痛改善☆
質問:立ち仕事でふくらはぎが疲れる ⇒「足首伸ばし」「腓骨上げ」
膝の調整:片側の変形性膝関節症・膝蓋骨の下が痛む
「股関節の内・外旋」健側の骨盤の高さを確認し、高い場合は内旋調整、低い場合は外旋調整
膝パターン
・「腰椎回旋の導引」両膝を立て左右に倒してもらう。楽な方に3回、反対側に1/2の力で2回導引
・「仙腸関節の導引(梨状筋の導引)」仙腸関節の際を探り、硬い部位を指でとらえる。足を開かせて床に腿の外側を押し付けさせ、それを押し返す抵抗をかける導引
・「腿裏のロープゆるめ」腿裏の筋肉の間を手刀で突き上げ、奥の硬結をゆるめる
・「アキレス腱引き」アキレス腱の内側・外側の際を探り、硬い部位より少し上を持ち、そこから下へ絞るように引く
・「中足骨の縦折り」足裏を固定し、はじめに母指側・次に小指側の中足骨をしならせる。
・「内転筋の導引」足をくの字に曲げ、自分の膝にのせる。薄筋を境にその上・下の2ラインを探り、痛い部位を指でとらえる。反対の膝を立てさせ、腿の外側が床に付くように位置を変える。その付近で指でとらえた部位の痛みが消える位置で導引。
・「オスグッド系の導引」膝の下が痛い場合に。踵を下に、下腿中央を上に押し引きをつくり、踵が床から離れないように膝を曲げてもらう。60~70°の高さで踵を引き頑張らせる導引。
・「鼓の調整(膝の中心づくり)」股関節・膝関節90°で腿を固定し、踵を持ち足が軽い状態のままで廻す。
・「線と点(下腿の外旋調整)」大腿は内側、下腿は外側に線でなぞり、最後に一点だけ残す。
復習
「扇の調整」手はふんわりと軽く持つこと、自分の肩甲骨から回すように
「大元の腱の調整」前腕の回転する方向にかけていることを意識し、最後は身体で回すように
「肘の空気抜き」関節の可動域をしっかりと極めて動かすこと
「鉄球抜き」前腕の固定が抜けないように、上腕を引き上げ、最後は肩を突き上げるように
「肩甲骨返し」肩甲骨を軽く外へ引き出し、肩甲骨を回転させ、最後は身体で回すように
「カスミ」背中に膝を当て支点にし、腕は上に放物線を描くように引ききる
「C7の回転運動」腕が軽くなるように吊り、左右均等に回す。視線を遠くに置くこと。
「肩甲骨取り」腕はまっすぐに引き、下に降ろさないように
「O脚の調整」
①骨盤の開きの導引:うつ伏せで膝を曲げた状態で、足を外へ開かせる。開かない方の足を固定し、お尻を持ち上げてもらう導引
②膝閉め運動:膝の間に手のひらをはさんでもらい、緩まないように曲げのばしてもらう
③下腿閉め運動:下腿の外側に膨らんでいる部分を押さえたまま、曲げ伸ばししてもらう
④自動運動:膝の間に本をはさみ、軽く膝を曲げ、軽くおじぎ、膝を伸ばして、身体を起こす
「巻き肩の調整」猫背の調整に
まず、前腕を取り大きく外廻ししながら腕を外に捻りきり、脇につける。そのまま立膝になってもらい肩を吊り、正座に戻ってもらう。次に上腕にかける。
足首の調整3手
・「足関節の調整」身体を使って行うが、体幹は安定して軸をぶらさないように気を付けること。
・「中足骨の調整」「バンド締め」
「斜角筋の調整」鎖骨の隙間を開けるように、腕を牽引すること。指先に力を入れないように気を付け、手の甲や肘を使うこと。
肩廻し4手
・「腕の押し引き」自然と動く範囲で、大きく腕を上下にゆらすこと。
・「脇のストレッチ」わき腹がキチンと伸びるように行うこと。
・「肩甲骨のゆすり」指先に力を入れないように気を付け、手の甲や肘を使うこと。
・「肩廻し」手首を極め ⇒ 手首を押し上げ ⇒ 肘先を誘導 ⇒ 手首を開放。一つ一つを丁寧に確実に行うこと。手の力を入れすぎないように。
「肩の内・外旋の調整」固定する所・動かす所、それぞれを明確に意識して行うこと。
膝の調整:もとは反対側の坐骨神経痛の方・・・坐骨Nよりも膝が気になってきた
・坐骨Nの出ている側は、腰痛パターン+坐骨上げで症状がとれてきている
・膝の曲げ伸ばしのときに引っかかる
「腿裏のロープゆるめ」「アキレス腱引き」「中足骨の縦折り」「半月板の透し」
仕上げに「股関節抜き」
産後の肩こり
・「坐骨切り・坐骨打ち」「肩甲骨の平泳ぎ」
・「方向性の骨盤廻し」
復習:「大腰筋の導引」「骨盤の導引」「外腹斜筋の導引」
椎間板の調整
①「両足クロスの骨盤廻し」うつ伏せで目的側の足を上にして両足をクロスする骨盤廻し
②「屈筋・伸筋・椎間板の導引」足を反らせる・足を踏ませる・母指だけを反らせる導引
③「椎間板運動」仰向けで股関節・膝関節を90°に曲げ、足裏を自分の膝に乗せる。そのまま自分が軽く膝を屈伸する。
④「腰椎の牽引」足を臀部に深く起き、両膝に腕をかけ、腰が浮くように後ろに倒れる。
「仰向けの骨盤廻し」仰向けで両足の裏をくっつけ、膝が床から低い方にずらし、一端起き上がらせる。再度ねてもらい、膝頭を持って廻す。
「足関節締め」仰向けで受け手の足を正座した自分の腿に乗せる。次に膝立ちになり、足首を輪っかで押し、床に踵をつける。身体を前に倒し、さらに足首を反らせたら、最後に一押し。
「膝のつくりの調整」大腿を内旋または外旋・下腿を内反または外反の形にし、膝が楽になる方で固定し、足を伸ばしていく。下腿を内旋または外旋にしてもよい。
「足首のノリ」立位で踵の上のアキレス腱の形を確認。X(内側にカーブ)またはO(外側にカーブ)していたら調整する。Xの場合:内側から足首をつかみ、同側の胸に向け股関節・膝関節を曲げきり固定。そのまま足を伸ばしていく。Oの場合:外側から足首をつかみ、反対側の胸に向け股関節・膝関節を曲げきり固定。そのまま足を伸ばしていく。
足首の調整=捻挫の調整
①「足関節引き」足関節を極めた状態で足を引き、さらに一引き
②「中足骨ねじり」踵を固定し、中足骨を束ねてねじり、さらに一ねじり
③「バンド締め」足首の上部を前後で締め、さらに一締め
「梨状筋の導引」「梨状筋の操法」「梨状筋の反射」
「肘の巻き込み」痛い部位を押さえて固定し、受け手に身体ごと巻き込んでもらう
「肩甲骨取り」肩甲骨を足裏または手で固定し、腕を軽く牽引。受け手に肩を耳寄せてもらい導引
「扇の調整」母指と小指の末端をとらえ、手を扇のように広げて固定し、そのまま廻す
「坐骨切り・坐骨打ち」肩上部のコリをとらえ、殿溝ラインを手刀で押し込み、切るようにゆらす。次に坐骨を手根でとらえ、肩に向かって打つ。
「アキレス腱の突き上げ・反射」立位で肩の良くない側の足に台を入れ、腕を上げさせる。楽になったら台を抜き、承山のあたりを突き上げ、仙骨にスパーク。その後、仰向けで足を横に倒し、膝を伸ばした状態で踵を上げて、パッと離す反射を入れる。
受講者さんの息子さんのスポーツ外傷の手術後のケアに
膝の調整:膝蓋骨粉砕骨折術後・・・まだ膝蓋骨が完全にくっついていない・膝周囲の腫脹・運動時の不安定感・反対側の足首の異常
・膝パターン(※ベース)
①「腰椎回旋の導引」②「仙腸関節(梨状筋)の導引」③「腿裏のロープ緩め」④「アキレス腱引き」⑤「中足骨の縦折り」
これだけでも膝が楽に!
・反対側へ「股関節の内旋調整」「足首伸ばし」
痛めた側をかばうので変な動きをしていたのか ⇒ さらに膝が楽に‼
・「腓骨上げ&膝の牽引」下がっている腓骨を打ち上げる。膝の裏で手を組み、下腿の骨を引き出すように牽引。
膝から下が楽になり、安定感がでてきた!
これから部活動に復帰されるとのことで、日々のケアになるように覚えて頂きました(^^♪
手指の調整・指がうまく握れない
・指先「茶筒」指の関節をまたいで持ち、その上・下を片方固定・片方廻すを交互に繰り返す
・手首「対応の調整」手首の動きを確認し、よくない方に行う。術者の手刀に手首を当てるように動かさせ、背屈または掌屈の形で極める。そのまま元の位置に戻す。
・「握力出し」自分の手のひらに向かって指先を当てるように腕を伸ばさせる。手のひらに指先が着いたら関節を一つずつ曲げていきこぶしを丸めた形で固定する。肘のつかみ固定したら、その丸めたこぶしをめいっぱいまで引き、さら一引き。(※シビレにも有効)
「肋間の透し」仰向けで肋間の痛みを探り、背中から痛みの消える位置で透す
「肩甲骨の固定と移動」肩甲骨上のコリをとらえ、腕をいろんな方向に動かす
「手首のストレッチ」受け手の肘を後ろから抱えるように固定し、手首をジワーっと掌屈または背屈させる。
「橈尺の導引」受け手の肘を手のひらで受け、手首を掌屈させた状態で左右に回転させる。動きの良い方で導引。背屈させた状態でも同様に行う。
復習:「釣鐘」「肩の内・外旋」
頭痛の調整:まずは頸・肩こりを緩めること
・前頭部「頬骨の透し」前頭部を押さえ、反対の頬骨をそこに向けて押し上げ、痛みが消える位置を探る
・側頭部「側頭骨締め」側頭部を両手で横または斜めのはさむように輪っかで締め、痛みが消える角度を探る
・後頭部「後頭骨すり上げ」後頭骨の左右の高さを確認し、低い方を頸からラムダ縫合あたりまで一定圧で5回すり上げる
・眼の奥「眼の透し」額を押さえ、眼の裏にあたる後頭骨を前に向かって押し込み、痛みが消える位置を探る
「頸前屈の改善(幽玄)」仰向けで顎の下に触れ、そこを軽く誘導し起き上がらせる。次いで顎先に触れ軽く誘導しながら3回ほど下を向かせる。
「頭の無重力」両耳を深くつかみ、横と上に引き頭を吊る。そのまま片方ずつ身体がぶれない範囲でできるだけ回旋させ、ゆっくり正面に戻る。反対側も同様に行う。
「C7土台の調整」頭の後ろで手を組ませ、その腕に自分の手指をかけ固定。肘を開き・頭を後ろにがんばって倒してもらう。3回ほど行う。
復習:「肩の反射4手」①僧帽筋のねっぱり ②肩甲骨打ち ③クランク ④肘の反射
腕や手のシビレに
「斜角筋の操法」腕を横に牽引し、鎖骨の上に指をかけ、母指で腋を固定。肘を曲げた状態で前腕を上下にパタパタと動かす。胸郭出口症候群などに
「二頭筋のつぶし」二の腕を前後または左右からつぶしシビレが消える方・動かしやすい方を確認し、5回程度肘を曲げる動作をしてもらう。
「大元の腱の調整」前腕の上下で押し引きをつくり、手首側を内に・肘側を外にねじる。めいっぱいねじった所で、さらに肘側を外へ、身体を使って一ひねり。
「対応の調整」手首の背屈・掌屈のやりづらい方を確認。受け手の手首あたりに手刀がくっつくように腕を動かさせ、背屈は中手骨・掌屈は第1関節をねらって手首を極める。その形のまま手首をの手刀を先導して元の位置に戻す。
「手根管の透し」肘の上あたりから手の甲までふわっと卵抱きでシビレの抜ける位置を探す。そこでしばらく置いたら、息吹きをかける。
「指先のはらい」電気を流すように腕から指先までなぞり、指先から勢いよくパッとはらう。
「橈尺の締め」前腕を輪っかで締め、手を動かすのが楽な位置を探す。そこで手を軽くグーパーで5回程度動かさせる。
「握力出し」受け手に自分の手のひらに向かって腕を伸ばしてきてもらう。手のひらに受け手の指先がついたら、関節を一つずつ曲げていき、指を巻き込む。肘を固定し、そのまま弓を引くように巻き込んだ指をめいっぱい引き、さらにグッと一引き。
側弯症の調整
・「股関節の内・外旋」腸骨稜の左右の高さを観て、逆転させる。
・「横向きの骨盤の反射」横向きで両膝を伸ばした状態で両足を持ち上げ、一気に落とす。
・「胸椎の導引」胸椎を上・中・下に3区分し、それぞれの動きの良い方に3回・反対に1/2の力で2回導引。
・「脊柱のライン調整」うつ伏せで曲がった状態を確認し、それをまっすぐのラインにそろうように身体をずらしていく。
・「仙骨の反射」ライン調整に続けて、お尻を浮かせて導引。
・「横向きの牽引」横に寝かせ、肘をついて頭を手に乗せる格好になってもらう。腕をとり、はじめに軽く小さく引き、その後さらに大きく引く。
・「左右対称の動き」縄跳びやクロールなど左右対称の動きを自宅で毎日やってもらう。
・「背部の空気抜き」立位で壁にくっついてもらい、背部の筋肉の盛り上がりを空気を抜くように手のひらでつぶす。
猫背の調整?
「両膝の骨格調整」下部胸椎の骨格調整。両膝を背中に当て、腕を胸の前でクロスさせる。手首を取り軽く引くと、膝が勝手に上にずれていく。
「片膝の骨格調整」上部胸椎の骨格調整。頭の後ろで手を組ませ、腕の輪っかに手を通し、片膝を脊柱上でスライドさせる。
「巻き肩の調整」①まず正座で腕を前にだしてもらい、肘の下を取り、上腕を外旋しながら大きく廻して脇につける。そのまま膝立ちになってもらい、肩を吊る。肩を吊ったまま正座に戻って深呼吸。②次に肘の上を取り①と同様に行い、最後に正座に戻ったときに、肘から下を回して手を膝に上に置かせて深呼吸。
「肩の上げ・下げ」「肩幅の調整」
骨盤調整
「股関節の内・外旋」立位での腸骨稜の左右の高低差がある場合に。高い方は股関節が外旋・低い方は股関節が内旋している。股関節を最大屈曲させたところから、膝が床につくように内旋または外旋したかたちをつくり、大腿骨を固定したまま足を伸ばす。
「股関節のストレッチ」股関節が硬く、内・外旋がやりづらい場合に。膝が床につくように内旋または外旋したかたちで、足首と骨盤を固定し、息を吐かせながらじわっと膝を落としていく。
「骨盤捻転の調整」立位での上前腸骨棘の左右の高低差がある場合に。高い方は後転・低い方は前転している。横向きで骨盤を逆転するように固定し、足を使って導引。脱力させても骨盤の固定は緩めず、うつ伏せで深呼吸させ吐くまで固定する。
「骨盤の閉じ開きの導引」仰向けで両足を開く・閉じる筋力テストを行い、力が入りやすい方で導引。
「方向性の骨盤廻し」うつ伏せで足上げテストを行う。仙骨を左右にひねり、足下げテストが楽になる方向を確認する。尾骨と坐骨の間が近づく方にうつ伏せで足をクロスする骨盤廻し・反対側に横向きの骨盤廻しを行う。
「仙腸関節(仙骨孔)の導引」うつ伏せで仙腸関節の圧痛を確認する。足指を立て踵を突き出させ足を左・右に倒し、圧痛が軽減する方向を確認し、楽になる方で導引。
「坐位の肩抜き」受け手の後ろから肘先を自分の手のひらにのせ、脇にするように肘を降ろす。そこから肩関節につまりがでるように真上に持ち上げ、さらに一上げ。腕の力を使いすぎないように、受け手の背中を固定して身体がぶれないように行う。
「クモの巣八方取り」お臍の縁を指先で押し、圧痛を確認する。そこが緩む角度で、圧痛部がピクッと揺れる程度で手または足を引く。
「難病の巣取り」下腹部にTの字を描き、その左右を上・中・下に3区分する。圧痛部に対応する部位を押さえ、お腹を軽くゆする。原因不明のものに。
「ホルモン系の調整」①三陰交 ②血海 ③鼡径ライン上・下 ④太陽神経叢 ⑤腋窩リンパの練りつぶし ⑥顎下・耳下リンパ ⑦胸鎖乳突筋の引き下げ ⑧○✕を描く ⑨手をかざす
「脊柱管の横振り」両足を軽く牽引したまま、上半身が動かない程度で左または右にずらし、内側の足を円を描きながら遠くへもっていく。反対側も行う。
「椎間板運動」仰向けで膝を曲げ、足裏を自分の膝に乗せる。受け手の膝を固定し、腰椎が上下に動くように自分の膝を屈伸する。
「下腿の骨曲げ 応用」下腿~足指のしびれに。まっすぐ・足を内反・足を外反としびれが消える位置で骨曲げを行う。
頸の寝違え
・「扇の調整」「手の幸せ法」頸の回旋ができない場合に
・「神経ストレッチ」「体軸移動」頸の側屈ができない場合に
・「頸の固定と移動」最後に頸の痛む部位を確認してもらい、そこを押さえたまま、コリが動くように頭を回転してもらう。はじめは術者が誘導して動きをつくること。
復習:「腹直筋の導引」抵抗はピタッと止まる程度の力で行うこと、腕の力を入れすぎるとブレが生じやすい。
「肝臓の活」足の甲で母指と示指の間を強く押し込み、一気に引く。
「脳のマッサージ」背中などの硬い部位に触れたまま、手をかざし変化が出る部位で、頭に触れるか触れないかで軽く揉む。
「難病の巣取り」原因不明の場合にはじめに行う。
「ホルモン系の調整」①三陰交 ②血海 ③鼡径ライン上・下 ④太陽神経叢 ⑤腋窩リンパの練りつぶし ⑥顎下・耳下リンパ ⑦胸鎖乳突筋下げ ⑧○✕を描く ⑨頸に手をかざす
復習:「坐骨切り・坐骨打ち」手刀をしっかり入れて切ること
自律神経の調整
・腹力の調整:仰向けでの足上げテストで判定。自律神経の巣、坐(血海あたり)の一点調整
・下半身の調整:うつ伏せでの膝曲げテストで判定。足を少し広げて行う⇒仙骨上部、足を閉じて行う⇒仙骨下部を固定し、お尻を左右に振らせる。
・上半身の調整:眉頭~前頭部までの皮膚を上にずらす。指先を近づけ眼を閉じさせる。左右差を整える。
・頭蓋骨の反射:頭を両手で下から持ち軽く引き、その手を膝ではさみ、膝から一気にパッと開いて離す。3回まで
「頸の牽引」頸から伸びるエネルギーで頭を固定し、受け手に下にずれてもらう。
「頸椎の練り込み」頸椎の横のでこぼこを確認し、そこを下から撫で上げる。
「股関節8の字引き」足首を持ち、股関節を大きく外廻ししながら足を引き、さらにC1が動くように軽くもう一引き、C1の調整に。
「C7の土台の調整」頭の後で手を組ませ、肘の輪っかに指先をかける。受け手に肘を開かせ、さらに頭を後ろに倒れるように頑張らせる。最後にゆっくり力を抜かせること。
復習「陰息陽息の呼吸法」「眠りの作法+セルフ導引」
「有と無」無になるとは・・・
「目覚めの作法」運動神経の覚醒:手足を動かして大きく伸び、正座からサッと立ち上がる。
「後頭骨の開き」顔を両手ではさみ、頭が下に回転するように皮膚をずらす
「胸の開き」自己調整術:両腕を水平に上げ、肘を90°曲げる。肘を後ろに引き、手のひらを返す。腕を身体の横に付け、肘から先を返す。キツさがでるように行う。
「イザナミの調整」鎖骨あたりと背中を両手ではさみ、背中が後ろに反るように皮膚をずらす。
「後頭骨のすり上げ」左右の高さを確認し、低い方を頸すじから頭頂部まで一定圧ですり上げる。
「下肢の霊振り」長座で手のひらを上に向け手を股関節あたりに置いてもらう。ふくらはぎの下に自分の膝を入れ、両手で足首を輪っかにして持ち、足首をそのまま振るように廻す。
「股関節廻し」あおむけで足をくの字に曲げさせ、足首あたりを自分の膝にのせる。大腿に外巻きのエネルギーをつくり、膝を軽く引き、そのまま外廻しする。
「呼吸法」自分の気を高める修練法 ①陰息陽息:腹式呼吸と胸式呼吸を均等に行う。 ②1分間呼吸:ゆっくり吸う・止めて意識を丹田に落とす・ゆっくり吐くを均等の時間で行う。
「難病の巣取り」原因不明の疾患に。お臍の下にTの字を描き、正中ラインの左右で上中下に三区分し、圧痛を確認する。上はオトガイ・中は甲状腺・下は胸鎖関節に触れ、お腹をゆする。
「ホルモン系の調整」内分泌系の疾患や膠原病などに。①三陰交 ②血海 ③鼠経ラインの上・下 ④太陽神経叢 ⑤腋窩リンパのねりつぶし ⑥顎下・耳下リンパ ⑦○✕を描く ⑧甲状腺あたりに手をかざす ⑨胸鎖乳突筋のなで下げ ⑩後頭骨の引きはがし
質問1:脳梗塞のあとに舌の動き・嚥下がうまくできない
・「ノドの調整」「顎の下の調整」「舌の調整」「舌骨出し」
質問2:受講者さん自身の腕を伸ばした格好での腰痛
・「三頭筋打ち」「腰痛パターン3手+腹直筋の導引」「腹部の透し」
「骨盤捻転の調整」立位で上前または上後腸骨棘の左右の高さを確認。高い方が前転・低い方が後転している、それを横向きで逆転するように固定し、足を動かしてもらう。
「骨盤の閉じ開きの導引」仰向けで両足を開かせる・閉じさせる動きの楽な方に3回、反対側に1/2の力で2回導引
「足首の調整3手」①足関節の調整 ②中足骨の調整 ③バンドの調整
「古い捻挫の導引」3週間以上経過した捻挫の場合に行う。足首を開いた状態で踵を引き、骨盤から引かせて導引
坐骨神経痛:下腿にもしびれがでる
・復習「梨状筋の導引」膝への抵抗をかける手の位置を気を付ける
・「卵抱き」足の裏を軽く広げるように固定し、足を伸ばさせる
・「骨曲げ」足を内反・外反して骨曲げを行うことも、しびれが消える方向で行う
・「仙骨孔の導引」仙骨上の痛み・仙腸関節痛に
頸後屈できない・上腕外側のしびれ
・「頸の前屈改善(幽玄)」仰向けで顎の下を押さえ、起き上がらせる。顎先をとらえて、下を向かせる
・「頸の後屈改善」①背中に手を当て後屈 ②広背筋上げ ③両腕の外巻き ④むち打ちの場合
・「腋窩突き」腋窩を手刀で突き上げ、しびれが抜ける位置でさらに突き上げる
・「腋窩の弓引き」坐骨上げの要領で腕を遠くへ引く ①
・「肩の反射4手」①僧帽筋のねっぱり ②肩甲骨打ち ③クランク ④肘の反射
「坐骨上げ」足を引っ張れる方にはこれが一番
「お年寄りの坐骨上げ」横向きで骨盤廻しの後、身体をひねった形になってもらい、坐骨を押し上げる
「脊柱管の横振り」両足を軽く牽引した状態で横にずらし、内側の足を遠くへ置く。左右行う
「カエル足」うつ伏せで腰椎の痛い部位を固定したら、足を平泳ぎのように5回動かしてもらう
「お皿の導引」膝のお皿の上が痛い場合に:お皿を手のひらで内側と外側にずらし、膝が楽になる方を確認する。お皿を楽な方へずらし、腿を反対に動かさせ導引
「側副靭帯の導引」痛い側の側副靭帯を伸ばすようにつかみ、膝を90°曲げさせる。そのまま自分から遠い側に膝を倒し、戻る方に膝をおさて導引
「膝の中心づくり(鼓の調整)」股関節90°屈曲・膝関節90°屈曲で大腿を固定し、踵も持ち廻す
「下腿の外旋調整(線と点)」大腿を内巻きに、下腿を外巻きに線でなぞり、指先だけ残す
「バネ指の調整」目的の指の隣の指をくっつけ、手首をひねり上げる。目的の指のMP関節を母指でとらえ、さらにひねり上げる。ピンと伸びた指先を軽く牽引し、指先を外巻きにしながら、手を受け手の膝の上に戻す
「母指の対立の調整」母指に触れないように、示指の中手骨を巻込む
「母指の開きの調整」中指~小指を固定し、示指を第1関節から外巻きにし、さらに一巻き
「指の牽引」受け手の指を出させ、末端の骨をとらえたら肩から腕を引いてもらう。そこから手首の下に手を入れ、指を下にできるだけ遠く下ろしていく
「額の自律神経の調整」額の皮膚の伸びを左右そろえる
「頭のマッサージ」額・耳周り・頭頂部全体へと、指または手の力を入れないようにマッサージ
「後頭骨の引きはがし」頸すじに指を立て、各指に均等に重さがかかるようにして牽引
「鳥籠の調整」肋骨を横から押し、形を整える。最後に角をとる
「肩口の固定」深呼吸させ肩口の動きを確認。動きの悪い方を手のひらで固定し、5回深呼吸
「残気出し」胸骨に手を重ね、息をゆっくり吐ききった所で、さらに斜め45°で押し込む
「陰息陽息」10回深呼吸させるなかで、胸式呼吸と腹式呼吸を5回ずつにする
「霊能開発呼吸」1分間のうち、20秒でゆっくり吸い、20秒止めて意識を丹田に落とし、20秒でゆっくり吐く
「按腹+微振動」腹部を9区分し、手のひらを当て、違和感のある部位にそのまま手を置く。さらに細かく探り、できるだけ細かい微振動をいれる
「便秘のポイント(脾の大絡)」左の側胸部の肋間を探り、痛い部位をなでる
「S状結腸の突き」左下腹部の硬い部位に手刀を突きいれる
「柏手のはらい」受け手の後ろから胸椎に響くように柏手を打つ
「胸骨の回転運動」胸骨を動かすことで免疫力をアップさせる
「前鋸筋の導引」仰向けで腕を天井に向かって上げたところから肩を床に押しつけさせ導引
「腕巻きの導引」手首を持ち、腕を内・外の巻きやすい方向に巻ききり導引
「示指の巻込み」示指の末端の骨から肩に影響が出るまで外に巻き、さらに一巻き
「腹部の反射」仰向けで膝を曲げた状態で腿を上げ、踵がお尻に近い位置に落ちるように膝を一気にはらう
復習:「捻挫3手」①足関節の調整 ②中足骨の調整 ③バンドの調整
復習
・「腰痛パターン」①膝裏の硬縮取り ②外腹斜筋の導引 ③梨状筋の導引
・「坐骨上げ」「脊柱管の横振り」
「大腰筋の導引」腿から内巻きにしてもらい、母指球に抵抗をかけて止めてもらう。さらに殿部を気持ちよく持ち上げてもらい導引。
「大腰筋の牽引」導引ができない時に。足を少し持ち上げ・少し外に・内巻きにして牽引
ギックリ腰の原因から
・「三頭筋打ち」腕を伸ばした格好でギックリ腰を起こした場合に
・「熊手の導引」中腰の格好でギックリ腰を起こした場合に
「腹直筋の導引」腰の痛みが強い場合に。腕の角度を反対の腹直筋に向け、外腹斜筋と同様に
「オスグッド系の導引」膝のお皿の下が痛い場合に
「半月板の透し」膝の曲げ伸ばしが引っかかる場合に
助産師さんからの質問:乳房ケアに
・乳頭が硬い・痛い、頸・肩・背中がツラい、頭も痛いなど
まず、背中から肩にかけて緩める
「イザナミの調整」座位で胸と背中に手のひらを当て、背中が伸びるように手をずらす
「背中のロープゆるめ」脊柱起立筋を内・外から皮膚の動く分だけずらし、一方向にゆする
「坐骨切り・坐骨打ち」肩上部の硬結をとらえ、それを動かすように坐骨を切り、坐骨を打つ
「肩甲骨の平泳ぎ」肩甲骨を45°で押し固定したまま、平泳ぎのように腕を動かさせる
「肋骨のつぶし」抱っこなどで前後につぶれてしまった胸郭を、横からつぶす
「胸の透し」胸の痛みを受け手に触ってもらい、背中に指を立て痛みが消える位置を探る
「肋骨上げ・下げ」胸の痛みのラインに当たる肋間をとらえ、痛みが消える方向に肋骨をずらす
「フワフワもみ」乳房全体を指を使わず手のひらでフワフワやさしくもむ
「手かざし」両手を熱くなるまでこすり、余分な電気をはらい、乳頭部に手をかざす
「額の自律神経調整」両眉頭から生え際の少し上まで皮膚をずらす、左右そろうまで行う
「頭のフワ押し」手の力を使わずフワッと手を置き、身体で圧す
「蝶形骨の波動」額にグーを置き、その上をグーで顎がピクッと揺れる程度でリズムよく叩く
「後頭骨の引きはがし」後頭骨に指を引っかけ、軽く引いた状態で深呼吸
片側の変形性膝関節症には・・・まず負荷を減らす
「股関節の内・外旋」立位の腸骨稜の高さを観て、健側を逆転させる
膝パターン基本編
①「腰椎3番回旋の導引」両膝を立てて左右に倒し、可動域の差をとる
②「仙腸関節の導引」腰痛パターンの梨状筋の導引を硬い部位にかける
③「腿裏のゆるめ」腿の裏・ハムストリングスの奥を手刀で突き上げ、硬い部位をゆるめる
④「アキレス腱引き」アキレス腱の両際の圧痛を確認し、しぼるよう一気に引く
⑤「中足骨の縦折り」内側・外側の縦アーチをつくる
⑥「内転筋の導引」薄筋のラインを避け、その上・下の圧痛が消える位置で導引
「腓骨上げ」腓骨の高さを観て、下がっているものを上げるように打つ
関節リウマチの診断を受けている:手~肩までの痛み
「難病の巣取り」おへそから下にTの字を描き、その左右を上中下に3区分する。それぞれの圧痛を確認し、上はオトガイ・中はノド仏・下は胸鎖関節に触れ、お腹を軽くゆする。
腕や肩に触れたり、動かすのも痛い ⇒ 離れたところから調整
・「足背の固定と移動」肩甲骨と関連・足背の圧痛を固定し、そこが緩むように足指を動かす
・「内転筋の導引」肩甲骨外縁・薄筋の上ラインは小円筋と下ラインは大円筋と関連
・「腸脛靱帯の導引」三角筋と関連・少し足を開いた状態でかける
・「恥骨筋の導引」免疫と関連
・「茶筒の調整」指先を関節をまたいでつまみ、末端側は大きく反対側は小さく廻す
・「電気抜き」痛い部位に触れずに、たまったものを流すように末端までいき、最後にパッと払う
便秘の調整
・「S状結腸の突き」左下腹部の硬いあたりに手刀を深く突き入れ、最後にもう一突き
・「肋間の緩め(脾の大絡)」左側胸部の肋間を探り、硬いまたは痛い部位を緩める
・「腹部の反射」仰向けで腿を上げ、足首を押して踵をお尻にピッタリつけ、そのままの状態で足がドンっと床につくように膝を勢いよく払う。
復習
「中足骨の縦折り」足裏を押し切ってから固定すること
「横アーチの練り込み」手を密着させること
「足元の調整3手」
①足関節引き:足関節を締めるように引くこと
②中足骨の調整:5本の中足骨を束ねるようにしてからひねること
③バンド締め
「肩甲骨取り」腕を引く際にはお互い引かれる格好で、腕の力を使わないように
「神経ストレッチ」手首をひねる際に手の力を入れ過ぎないように、極めすぎないこと
復習
「扇の調整」手を広げるときは肘を回外させること
「大元の腱の調整」捻りきる限界を見定めること
「肘の空気抜き」関節の可動域ギリギリでしっかり止めて動かすこと
「鉄球抜き」腕の押し引きが抜けないように
「肩甲骨返し」しっかりと肩甲骨がスライドしきるところを見定めること
復習
「アキレス腱引き」アキレス腱をしっかりつかむこと
「腿裏のゆるめ」上の手でもおさえること
「腓骨上げ」足元をしっかりと膝ではさみ固定すること
「股関節抜き」大転子のあたりを上と横から均等に押しこみ引き下げる
「カスミ」限界まで腕を引き、一瞬で限界を超え、手をパッと離す
※ 密位(限界)から最密位(限界を超える)にはギリギリを見極め、途中で止めず続きで行うこと
復習
「中足骨の縦折り」足裏の固定をしっかり
「横アーチの練りこみ」足をフワッと均等にもち、膝を使って動かす
「捻挫の調整3手」
①足関節の調整
②中足骨の調整:踵の固定をしっかり。中足骨を均等にもち、肘を使って外に捻りきり、さらに身体で一捻り
③バンドの調整
シンスプリント:下腿の痛みに
・「足裏の固定と移動」足裏を押し、下腿の痛みが消える部位を探り、そこを固定し足指を動かす
・「皮膚の引き+エネルギー」下腿の盛り上がりが減る部位の皮膚を引き、その反対方向に皮膚をなでる。
・「股関節~足首の締め」踵を持ち足裏に前腕を当て、足を背屈させる。そのまま股関節に向かって押し込み、さらに一押し。
「膝裏の硬縮取り 応用Ver.」膝裏の内側の痛みを探り、足を反らす・反らして内へ向ける・反らして外へ向けるの3方向でそれぞれ痛みを確認する。痛みが消える方向で導引。
「あおりの導引」肩甲間部のコリに。肩をめくり、コリの部位を固めるように腕をひねり上げ導引
「頭牽引の肩廻し」顔を両手ではさみ少し吊る。そのまま受け手に肩甲骨から動くように肩を後ろ廻ししてもらう。・
「超リラックス法」いつも緊張していて力を抜くことができない方にも
①仰向けでゴロンと寝てもらい身体の違和感を確認してもらう
②一定圧でおさえていく固定術(パス)を行い、違和感を消す
③言葉の誘導をして、リラックス状態をしばらく味わってもらう
④言葉の誘導をして、スッキリ・ハッキリ目を覚ます
「眠りの作法」「セルフ導引」超リラックス法の後、自宅でやってもらう
「三大リンパの調整」血流・リンパの調整・風邪の予防にも
①鼡径リンパ:足をくの字に曲げ、鼡径部を手刀でおさえ、膝をパタパタ動かす
②腋窩リンパ:後ろから深く二の腕を入れ、肩が上がるように腕を前に出し、力を抜く
③顎下・耳下リンパ:後ろから鎖骨を指で挟み、受け手に寄りかからせ、胸で押し返す
肩甲骨下角あたりのコリに
・「背部の導引」「広背筋の導引」「前鋸筋の導引」
「腕巻きの導引」腕を巻けるところまで巻き導引
「腕の巻込み」「示指の外巻き」肩に影響がでるように腕・指を廻してさらにもう一巻き
復習
「大元の腱の調整」前腕をひねる際に母指の力を使わず、手を密着させて行うこと
「中足骨の縦折り」足裏を母指でしっかりと固定すること、中足骨が止まるように
「横アーチの練り込み」指の力を使わず、母指球で足をつかみ横アーチをつくる
ギックリ腰への対応:痛みがおさまってきたら、その原因も調整
「広背筋上げ」荷物を運ぶ・後ろを振り向くなど腰をひねる動作で起こした場合に
「くまでの導引」洗顔・歯磨きなど中腰の格好で起こした場合に
「三頭筋打ち」高い・遠くの物をとろとしたなど腕を伸ばした格好で起こした場合に
「起き上がり・立ち上がり方」腰をひねらないように起き上がり、正座から楽に立つ作法
足首の調整
復習「足元の調整3手」①足関節の調整 ②中足骨の調整 ③バンド締め
「古い捻挫の導引」時間が経っていると骨盤まで影響がでている、足を底屈・内反にして踵を引き、骨盤から引いてもらい導引
「足首の導引」足首に残った痛みに。足を反らせるまたはつま先立ちの痛みが消える方で軽く導引
「足首の相関関係」顎の後ろの反応をみて調整
腸脛靭帯(腿の外側)の調整
「腸脛靱帯の導引」腿の外側の痛みに触れ、自分の腿に足を乗せ、足首を反らしてもらい・さらに外に倒してもらう。そこに力が集まるように導引
「腸脛靱帯の操法」腿の外側の痛みを押さえ固定し、足をいろんな方向に動かす
「腸脛靭帯打ち」うつ伏せで、腿の外側を手刀で、骨に響くように打つ
腱鞘炎の調整
「大元の腱の調整」前腕をひねることで、手に行く屈筋・伸筋すべてを調整する
「橈尺関節の締め」手を握る・開く動きが楽になる位置を締める
「橈骨のこすり」手首の反り・曲げを楽に、邪魔になる橈骨をどかす
「橈尺屈の導引」手首を横に動かし、楽な方で導引。こすりと合わせて行うと手首が廻しやすく
「前腕の透し」指のしびれや痛みが抜けたら指を末端にさすってもらう、指の動きが楽になったら動かしてもらう
「茶筒の調整」指の関節の上・下を片方ずつ廻す。末端側は大きく、体幹側は小さく
「指の牽引」指の先をつかみ、受け手に肩から引いてもらう。手首の下に手刀をあて、牽引したまま指を下におろし一端停止、もとに戻す。
「母指の開きの調整」「母指の巻き込み」「母指の牽引」母指に症状がでている場合に
「肩の反射4手」肩~腕・肘の痛みがでている場合に
①僧帽筋のねっぱり ②肩甲骨打ち ③クランク ④肘の反射
「うつ伏せの肩の反射」肩上部辺りの広い範囲のコリに
「鉄球抜き」肩上部のビー玉のようなひどいコリに、二の腕の内側をしぼり上げる
「二頭筋のつかみ」「腕のねじり」「二頭筋のつぶし」「二頭筋の固定と移動」二頭筋の動きが良くなるように、固定と移動を行う
腱鞘炎に
・「腱の調整」手指まで伸びる筋肉全体を調整するため、前腕をひねりきる
・「橈尺関節の締め」手の握り・開きを楽にするため、前腕を輪っかで締める
・「橈骨のこすり」手首を反る・曲げるを楽にするため、ジャマしている橈骨をどかす
・「橈尺屈の導引」手首を横に動かしてもらい楽な方で導引、橈骨のこすりと合わせると手首を廻すのが楽になる
・「前腕の透し」指の曲げ伸ばしやシビレなどの症状が消える位置でフッとつかむ、肘の下から手の甲まで行う
・「手首のムチの調整」手首の関節を動かし、硬い方を押さえ、腕をムチのように打ち付ける
腰痛パターン3手
①「膝裏の硬縮取り」 ②「外腹斜筋の導引」 ③「梨状筋の導引」
「腹部の透し」痛い部位の反対から透す、少し残った痛みを抜くのに
「立位でのサポート系」
・後ろからお腹をつかんで固定し屈伸
・後ろから骨盤を固定し屈伸
・腹部を透したまま屈伸
・後ろから腋を吊ったまま歩かせる
「股関節の導引」動きやすい方に3回、反対は1/2の力で2回行う
「股関節の押し引き」足裏をくっつけた状態で、手を使わず身体を前後に動かすだけで行う
「股関節の回転運動」大腿に外巻きのエネルギーをつくり牽引、そのまま廻す
肩の反射4手:肩~上腕・肘まで痛みがきている場合に
・「僧帽筋のねっぱり」腕を牽引したまま僧帽筋をねっぱる
・「肩甲骨打ち」肘を持ち上げ肩をめくったら、肩甲骨か落ちるように打つ
・「クランク」手首を曲げたまま吊り、肘を引きそのまま外廻しする
・「肘の反射」手首をまっすぐにして吊り、肘を引きそのまま腕を持ち上げ、一気に落とす
「始動支点の移動」指先を壁にくっつけ、指で壁を登らせ、上りきったらそのまま壁から離れる
「鉄球抜き」肩上部のひどいコリに
「僧帽筋の導引」頸を横に倒し肩をすくめる導引
「頸の痛み抜き」痛いポイントから頸を45°側屈・回旋させ導引
「味覚の調整」舌の動きの良くなる鼠径部の部位を固定し、舌を動かさせる
「股関節抜き」股関節の痛みをとる
「先天性股関節脱臼の調整」よくない方の股関節の下に台を置き、両膝をそろえ足の重さを感じる範囲で鼻先に向かって動かす
「股関節の内旋・外旋調整」よい方の股関節に行い、よくない方にかかる負荷を減らす。立位で腸骨稜の左右差をみて、高い方には内旋調整、低い方には外旋調整を行う
足の裏の痛みに
・「アキレス腱引き」踵あたりの痛みに
・「アキレス腱伸ばし」アキレス腱の内・外・真上で痛みが抜けるところで引く
・「足裏の固定と移動」足裏の痛みを固定し、足指を軽く牽引したまま動かす
「顔面神経麻痺の調整」口の中をねっぱる
「軽いすべりの導引」お尻を浮かせて膝を突き出す動きと、腰を浮かさないで膝を突き出す動きの楽な方を確認し導引
四十肩・五十肩
・「肩甲骨取り」足に肩甲骨を乗せ内側に寄せる。そのまま軽く腕を牽引し、肩を耳に寄せてもらい導引
・「肩口の固定と移動」肩口の前・横・後ろの痛い部位を固定し、腕を動かす
・「肩の後廻し」肩を円を描くように救い上げ、後ろに廻す動きをしてもらう
・「肩の牽引3手」横から肩の牽引・前から鎖骨の牽引・後ろから肩口の牽引
四十肩・五十肩に
「体軸移動の牽引」反対側に手をつかせ、腕を牽引
「肩甲骨取り」腕を45°開いた、痛くない角度でかけられる導引
「肩口の固定と移動」肩の前・横・後ろとそれぞれの痛い部位を固定し、腕を動かす
「1分間指圧+背中のゆるめ」肩甲間部のコリに一定圧で指圧+背中を一定圧でさする
「肩の牽引」①肩の牽引 ②鎖骨の牽引 まず腕のあそびをとるように引き、そこから踵重心に移し、重さを出す牽引を行う
肩こりの調整
「扇の調整」手を良く使う方の肩こりに、手先の緊張を抜く
「坐骨切り・坐骨打ち」座り仕事からくる肩こりに
「アキレス腱の反射」立ち仕事からくる肩こりに
「肩甲骨の平泳ぎ」肩甲骨を上げる
「肩廻し」楽な方から廻し、肩の可動域を広げる
「肩井の牽引」少し残った肩上部のコリをとらえ、そこが伸びる方向に頭を傾けさせる
「内臓下垂の調整」母指を中指と薬指の間に入れさせ、手首を肘が張るようにしっかり曲げさせる。そのままできるだけ腕を上げさせる。反対側の腕も同様に。そのまま足をそろえ、足の裏を自分の胸に当てる。前に倒れるように足首が反るようにグンッと胸を突き出す。
「仙骨納め」膝を曲げ足首を反対に倒し、膝を引き足をくの字に、仙骨下部を固定し、カエル泳ぎのように足を大きく外廻ししながらまっすぐに戻させる。
「内転筋切り・内転筋つぶし」横向きで下の足の付け根を手刀で固定し、切るようにゆらす。次に手のひらで腿~足裏までまんべんなくつぶす。
「膝のつくりの調整」股関節・膝関節90°で大腿骨を内・外へ回し、下腿を内・外へ寄せ、楽な方で固定し、膝を伸ばす。
「膝窩筋の導引」膝裏の真ん中の奥にコリをとらえ、膝裏の応用で痛みが消える角度で導引
「静脈瘤の調整」静脈瘤の一番上の部分を圧し固定、運動してもらうかまたはよく動かし、パッと放す、仕上げにテープを×に貼る。
復習
・「オスグッド系の導引」踵が浮かないように、受け手に余分な力を入れさせないように
・「坐骨上げ」坐骨をける足を伸ばしすぎないように
・「外腹斜筋の導引」脇腹に緊張が来るように抵抗をかける
「膝裏の回転運動」下腿を輪っかでつかみ、左右交互に廻す
「外腹斜筋のゆるめ」脇腹がゆるむ肘~肋骨の部位を探り、そこを刺激する。
「梨状筋のゆるめ」梨状筋がゆるむ腿裏の部位を探り、そこを刺激する。
「梨状筋の操法」上前腸骨棘を前に巻込み固定、足を動かす。
「腹部の透し」腰部の違和感を反対側から透す。指先に力を入れないこと
「ロープゆるめ」「ローリング」手に力をいれすぎないように
「坐骨切り・坐骨打ち」肩上部のコリがゆるむように行うこと
「鉄球抜き」上腕内側の筋肉の割れ目の奥をしっかりとらえること
「腰痛パターン7手」の復習
・抵抗をかける位置に気をつけること
・自分の身体の中に三角形をつくること
①膝裏の硬縮取り ②外腹斜筋の導引 ③腹直筋の導引 ④梨状筋の導引 ⑤中臀筋の導引 ⑥大腰筋の導引(※ あおむけの骨盤の導引も)⑦腰椎回旋の導引
「坐骨上げ」踵の踏み込みをしっかりすること、膝を伸ばしすぎないように
「顔面神経麻痺の調整」頬の粘膜を上から下にねっぱり、さらに一下げ
「中殿筋の導引」※ 導引ができない場合には「斜角筋の操法」
・猫背の調整に
「胸椎のゆらぎの調整」「幸せ法」
・テニス肘に
「前腕の固定と移動」「橈尺屈の導引」「扇の調整」まず肘より下を調整
「二頭筋のつぶし」「烏口腕筋の固定と移動」次に肘より上を調整
「肘の巻込み」最後に残った肘の痛みを抜く
・便秘に
「按腹」「お腹の透し」「腹部の反射」「下腹部の突き」「脾の大絡(左)」
施術のすすめ方
①痛い・不都合の確認 ②痛みの再現性・楽になることの確認 ③動作の確認 ④触診
「腰痛パターン3手」
①膝裏の硬縮取り ②外腹斜筋の導引 ③梨状筋の導引
・はじめに「置き直し」・・・イニシアティブをとる
・動きを説明するときは、ひとつひとつ区切って説明すること
・動きはじめには皮膚を誘導するように
・声掛けはその場にあった声を使い分けること
・言葉が先行、一拍おいて抵抗をかけること
・導引の抵抗は相手と釣り合う程度に
・自分の手が楽に届くポジションをとること
・うまくできたら、間をあけずすかさずほめること
肩こりの調整
「坐骨切り・坐骨打ち」座り仕事からくる肩こりに
「肩甲骨の平泳ぎ」肩甲骨を手のひらで固定し、腕で平泳ぎの動きをしてもらい、肩甲骨を上げる
「肩廻し4手」
①腕の押し引き:手首と肩口を均等に引き、そのまま肩を上下にゆする
②肩甲骨外縁のストレッチ:腕を頭の上に挙げ、脇腹が伸びるように斜め45°にストレッチ
③肩甲骨はがし:肩甲骨内縁に指を立て、肩口とはさんで動かす
④肩廻し:手首を極め、肘を誘導し肩を廻す。動きの良い方から行う
「肩甲骨廻し」肩甲骨内縁や肩甲骨上の痛みを母指で固定し、受け手に腕立てのように手のひらを床につけてもらう。手のひらが離れないように、肘を動かしてもらう。
「アキレス腱の突上げ」「アキレス腱の反射」立ち仕事からくる肩こりに
足のむくみの調整に・・・「横向きの坐骨切り」「内腿~足のつぶし」
「バネ指の調整」ばね指にもう1本指を近づける。手首を極め、MP関節をおさえ固定、さらに肘も極める。指が伸びた方向で第1関節を引き、外回しのエネルギーをつくり、元の位置に返す
「梨状筋の導引」「坐骨上げ」の復習
「腱の調整」手首側をしっかり巻ききること
「神経ストレッチ」手首を極めすぎないように
「中足骨の縦折り」固定の母指を揺るがせないように
「横アーチの練りこみ」足をフワッと持ち、膝を動かす。腕に力を入れないように
復習:精度アップ
「腰痛パターン3手」①膝裏の硬縮取り ②外腹斜筋の導引 ③梨状筋の導引
「腹直筋の導引」「中殿筋の導引」「大腰筋の導引」「仰向けの骨盤の導引」「腰椎回旋の導引」
※ 導引のポイント
・狙った部位に力が集まるような位置にずらすこと
・抵抗は身体を使って、腕の力を使わないこと
・皮膚で誘導、抵抗は骨にかけること
「坐骨上げ」坐骨をずっととらえておくこと、体幹をぶらさないように
・むくみの調整
「三大リンパの調整」
①鼡径リンパ:足をくの字に曲げ、鼡径部を手刀で固定し、膝を上下に動かす。
②腋窩リンパ:後ろから腋のしたに腕を突っ込み、前に出すようにする。
③顎下耳下リンパ:鎖骨を2本指ではさみ、後ろに倒れもとに戻す。
「腓腹筋の導引」うつ伏せで膝裏の導引をかける。
「下腿の振り」うつ伏せで足首を輪っかで廻す。
「足首廻し」仰向けで足首を自分の膝にのせ固定し、足をよく廻す。
「腋窩のねりつぶし」腋窩に指先をそろえて突きさし、一定圧で下にねっぱる。
「腋窩の固定」腋窩を母指で押しこみ、鎖骨をつかんで固定し、腕を動かす。
「体温計(腋窩の突き上げ)」腋に手刀を入れ、肩に抜けるように一気に突き上げる。
・外反母趾の調整
「踵打ち」下腿を外旋、中足骨を束ね、踵を打つ。外反母趾が痛む場合に。
「外反母趾の導引」内側アーチ:母指を巻込む・外側アーチ:四指を巻込む。その形で足背を反らせ、骨盤に影響が出るように導引。
「足の練り込み」足を両手でつかみ、フワッと広げたら、その手を膝ではさみ、膝を動かす。
「斜角筋の操法」鎖骨の下に四指を突っ込み、母指で腋を固定。肘を曲げ、前腕を上下にパタパタと動かす。
「花粉症の調整」
・神経ブロック:仰向けで頸すじを2本指でつかみ、少し持ち上げ固定
・額の引き上げ:左右の眉頭から生え際の上まで、上方向に皮膚を寄せ上げる
・眼窩の押し広げ:眼の骨の縁を外へ広げるように押す
・鼻すじのゆらし:眼鏡のかかる部分を左右からつかみ、上下に軽くゆする
・鼻の周りの押し込み:鼻の骨の縁を押し込む
・頬骨上げ:頬骨の低い方を反対の頭に向かって押し上げ固定
・上顎骨上げ:法令線のラインを押し込み、上顎骨を引き上げる
・蝶形骨の波動:眉間に握りこぶしを当て、その上からリズムよく叩く
・後頭骨の引きはがし:後頭骨に指を引っ掛け、身体で引く
「冷え症の調整」
・太衝のライン:足の甲の母指と示指の間を押す
・足首廻し:足首をよく廻す
・ふくらはぎの三本川:うつ伏せで自分の膝に足首を乗せ、ふくらはぎをに3本のラインで上方向にねっぱる
・仙骨の一点調整:仙腸関節の際の圧痛部位をとらえ、お尻を突き上げさせる導引。床につく瞬間に一押し
※ 鼠経リンパの調整・内転筋のつぶし・骨盤廻しも
「胸骨の回転運動」胸骨の裏にある胸腺やリンパの通り道を刺激する
「風邪抜けの導引」風邪の治りが悪いときに、左側にかける
「胸椎の一点調整」骨格調整のポイント:受け手の形をきっちりと作ることと自分が楽な状態でワザをかけられるポジションをとること
「風邪の症状抜き」頸すじの緊張をゆるめる、上の方は鼻に下の方はノドに効く
「肋骨の骨格調整」胸と背中を手のひらと膝ではさみ、さらにインパクトを入れる。咳で胸・背中が緊張しているときにも
「肘の巻込み」肘の痛い部位を母指で固定し、受け手に身体を巻き込ませる
パニック障害やうつ病の方に・・・発作時には「またなっちゃった」と口に出させる
「超リラックス法」「袈裟掛け」「自律神経の調整」「仙骨の波動」など
眼の渇きに
・「涙腺マッサージ」眉の上を外側へたどり、感触の変わる部位を見つける。一定圧で皮膚をゆすり、眼が潤ってくるのを受け手に聞きながら行う。
・「下関押し」耳の前から頬骨の出っ張りの下を指で突き上げ、眼にひびく角度に入れる。
「顔面神経麻痺の調整」母指を良く洗い、冷水をつける。口の中に母指を入れ、頬の粘膜を上から下に半円を描くようにねっぱる。一番下まで来たらさらに下に一押しする。
「眼の透し」耳たぶの後の下に指先を当て、眼に向かって透す。眼の奥が温かくなるのを受け手に聞きながら行う。
「触る手の作り方」まずふくらはぎで練習。中指・薬指と母指でふくらはぎを吸いつけるようにつかむ。しばらく繰り返し手が慣れてきたら、その感じでお腹・背中に手のひらを当てる。指先の力を使わないように、手のひらが張り付くように密着させるように。
・妊婦さんへの施術の注意点のお話
・背中に
「イザナミの調整」胸と背中を手のひらではさみ、背筋が伸びるように上下にずらす
「背中の透し胸骨のキワを探り、その反対に指を立て透す
「胸椎のゆらぎの調整」胸椎に膝を当て固定し、そこから上を前後にゆらしてもらう。最後に手と膝ではさみ、インパクトをいれる。※つわりにも有効
「肩の後廻し」顔を手のひらではさみ固定し、肩を左右交互に後ろ廻ししてもらう
・頸に
「腕の内巻き」前屈の調整:手首を持ち、腕を内巻きに固定し、前屈してもらう。
「腕の外巻き」後屈の調整:手首を持ち、腕を外巻きに固定し、後屈してもらう。
「二頭筋の巻上げ」後斜屈の調整:二の腕を持ち、高く巻き上げ、後斜屈してもらう。
「神経ストレッチ」側屈の調整:手首を曲げ、外に捻り上げ固定、肘を持ち頸に寄せきり、その後肘を引ききる。
「扇の調整」回旋の調整:手をパーにしてもらい、母指と小指の先端を横に広げ固定し、腕の力を抜かせたら内回りと外回りに廻す。
「頸椎の骨出し」痛い部位の反対から押し出す
「頸の撫でこすり」後頭部を持ち、反対の手で頸すじを下から上に一定圧で撫で上げる。
・お腹に
「按腹」調子の悪い部位の反対に手のひらを入れ、上下から手のひらではさむ。
復習
・自分が疲れない、楽な位置取りで行うこと
「腹直筋の導引」「中殿筋の導引」「大腰筋の導引」
・自分の力も抜くこと
「扇の調整」「腱の調整」「神経ストレッチ」
・自分が安定する位置取りで行うこと
「肩甲骨取り」「内転筋の導引」「オスグッド系の導引」
ワザの精度をあげるには・・・
①まずワザの形をしっかり覚えること
②言葉が先行、動作は後:受け手に理解してもらってから
③狙いを明確にすること:動きにメリハリをつける
④活法理論を身に付けること
復習:腕や足の力を使わずに身体を使うこと
「腰痛パターン」①膝裏の硬縮取り ②外腹斜筋の導引 ③梨状筋の導引
「坐骨上げ」
「骨盤廻し」
「腰痛パターン」の復習 ①膝裏の硬縮取り ②外腹斜筋の導引 ③梨状筋の導引
「肩甲骨返し」肩甲骨と胸を手のひらではさみ、後ろに回転させ、さらに一押し
「三角筋の導引」腕を横に水平まで上げさせ、そこから下ろさせ導引。次に水平の位置で導引
「カスミ」腕を横に水平まで上げさせ、母指を中指と薬指の間に入れ手を握らせる。そのまま手首を曲げさせ前腕を固める。顔を反対側に向かせ背中に固定の足を当てる。手を持ち大きく斜め後ろに限界まで引いたら、さらに一引きしパッと手を離す。
「袈裟掛け」腹部(背部)を探り、調子の悪そうなところに触れてもらい指輪法(Oリングテスト)を行う。遠い側の肩に手をかけ、もう片方は患部に手をかざし、温かくなってくるまで待つ。再度指輪法を行い、強くなっているのを確認する。
「骨盤の捻転調整」立位またはうつ伏せで上後腸骨棘の出っ張りを左右比べる。出っ張っている方は骨盤が後転し、へこんでいる方は前転している。それを横向きで逆転させるように固定し、足を動かさせ導引
JR武蔵野線 「新秋津」より徒歩17分
西武池袋線 「秋津」より徒歩20分
東村山第六中学校そば ※駐車場あります
〒189-0001 東京都東村山市秋津町2-31-9
Tel: 090-6538-2290
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